社長ブログケヤキの木の下で
2011年3月8日
検査報告書です
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
いよいよ明日は中学の卒業式
今日は一日祝辞で頭を悩ませることになりそうです。
原稿、棒読みでは息子や家内に
何を言われるか分かりません、
と言って原稿なし?
と言うわけにもいかず
いろいろと頭の中で考えてる最中です。
ブログを書いてる時間があったら
青少年に夢や希望を与える祝辞を
早く考えろと御叱りを受けそうですが
やらなければならないことがあると
なぜかそれ以外のことを優先してやってしまう
悪い癖があります。
さて、先日お引渡しをした
H様邸の検査報告書が上がってきました。
今回は第三者機関ホームリサーチのハイクラス検査を受けています。
お客様は検査の状況を
HP上で工事中、随時確認できますが、
工事完了後は報告書として出来上がってきます。
A4サイズで270ページ
写真点数は782枚
一軒の家でそれだけ検査をし、
その記録を残します。
その写真には
撮影日時、写真名、検査項目、コメント、問題点が
全て記入してあり
完成後でもそのまま家の構造が(見えなくなってしまうところ)
一目で分かり
家を建てた時の記録が全て残ります。
一般の人はホームリサーチのような
第三者機関の検査と
瑕疵保険のために中間検査や配筋検査をする
GIOや住宅あんしんの検査を混合されている方がほとんです。
それをいい事に建築業者の中には
GIOや住宅あんしんの検査を
第三者機関の検査と言っているところもありますから要注意です。
当社は住宅あんしんで瑕疵保険に入ってますから
住宅あんしんの検査も受けていますが
この二つの検査は全く別のもので、
瑕疵保険の検査は全ての建物が受けなければならない検査で、
特定の建物だけが受ける検査ではありません。
この検査を受けてる業者は
県内でも限られていますが
どの工務店も意識レベルの高い工務店さんです。
技術者や職人はともすれば
自分の経験や勘を基準に
仕事を進めて行く傾向があります。
現代の住宅にお求められる基準は
最新の研究による仕様でなければなりません、
建築基準法は建築時の最低の基準を示しているにすぎませんし
それすら数年毎に変っています。
シックハウス法、省エネ基準、建材の仕様基準
常に意識していなければそれに取り残されていくことになります。
日々の仕事に追われるのは誰もが同じです。
謙虚に学ぶ姿勢が
住宅の性能をよりよいものにしていきます。
それでは
皆さん、また明日。
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