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社長ブログケヤキの木の下で

2022年4月8日

この時期は


リビングに畳スペースもいいものです
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
日に日に暖かくなるのが実感できるこのごろです。
今朝の気温は9.2度、すぐに10度を上回るでしょう。
今朝の日経と中日新聞に折込チラシが入ってました。
アイフルホームのもので
明日から三日間
お隣の可児市のモデルハウスで
体験会を開催するというものです。
ただ、チラシにはお近くのモデルハウスで、
とも書いてあるので全国的な広告なのかもしれません。
以前のアイフルホームのチラシと言えば、
坪単価を大きく掲載して価格をアピールしたものが多かったように思いますが、今回のチラシには価格や性能の事は一切触れられていません。
いわゆるイメージ広告です。
大手ですからこのようなイメージ広告も効果がありますが、
一般の工務店では難しいものがあって
お金をかけてのイメージ広告はするなというのが
マーケティングのセオリーとなっています。
必然的にインスタやツイッターが
メインになりますから、
工務店をお考えの方はそちらで検索が近道でしょうか。
大手のHMの営業戦略では
5月の連休と8月のお盆休みが
年間を通しての大きな山
この時期に、契約が取れないと
個人の成績だけでなく、
会社全体の業績に影響がありますから
住宅の営業マンの目は血走っています。
その種蒔きはひと月ほど前から着々と準備されます。
今回のチラシもその一つですが、
これから一か月は様々なHMからのお誘いが
いたるところでなされると思われます。
大手のHMの多くはデザインやインテリアと言った
イメージを前面に出してきます。
戦略的に練られたもので洗練されてますから
モデルハウスや体験会に行けば
それはそれで気持ちのいい空間となってますし、
この時期は冷房も暖房も必要ありませんから、
何もしなくても温熱環境も抜群です。
窓を開ければ気持ちのいい風が入ってくるわけで
ちょっと暑いとか、
寒いなんて感じないんですね。
こんな快適ならと気持ちがグラッと傾くかもしれません。
ただ、
これからの時代の家づくりでは
プラスアルファの要素も大切です。
断熱性能等級は今月から等級5が設定されましたし、
10月には等級6と7が施行されます。
どのレベルの断熱性なのかの確認は最低限必要ですし、
真夏や真冬の事にも想像力を働かせなければなりません。
もう一つ忘れてならないのは
これらの等級はUa値でなされています。
暖房費や冷房費がどれくらいかかるかは
Ua値ではわかりません。
関係するのは日射のコントロールです。
つまり、Ua値や断熱等級より
冷暖房費がどれくらいかかる家かの方が、
住まい手にとっての知りたい情報ということになります。
暮らし易さを考えるなら
Ua値や断熱等級は一つの目安。
冷暖房費がどれくらいかかかる家かも同時に考える必要があります。

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