社長ブログケヤキの木の下で
2022年4月20日
念には念を 建築物省エネ法の改正案
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
朝晩はまだ肌寒い美濃地方、
実は今も事務所でエアコン暖房してます。
外は8.6度なので・・・
先日、ほぼ確定とお知らせした建築物省エネ法の改正案
一昨日、衆議院議員会館で
審議をするように呼び掛けて署名活動を行っていた
呼びかけ人の前先生と竹内さんが、
記者会見をしました。
業界紙だけでなく一般の大手新聞社も参加していたそうで、
社会的な関心もかなり高いと思われます。
審議入りするとなっていたのに何故、記者会見?と
思われる方もいるかもしれませんが、そこは永田町…
これまで国交省には何度も煮え湯を飲まされ、
梯子を外されてきましたから、
実際に審議に入り、成立するまでは
何が起こるかわかりません。
油断大敵は多くの建築関係者が身に染みています。
ここでダメ押しの記者会見を開いて
世論を味方にしておく必要があるからです。
今の国会で成立するのと
先送りいして秋の国会で成立するのとの違いは、
事前準備期間の違いとなって現れます。
つまり、2025年に義務化となればそれなりの準備期間が必要ですが、
秋の国会成立ではその期間が足りなくなって
ただでさえそんな義務化は不要と言ってる勢力に、
「準備期間が足りないから、延期しろ」という口実を
与えかねないからです。
前先生 記者会見資料より
行政は様々な利害関係者や世論の影響をうけますから、
必ずしも最短距離で
国民の健康と安全を担保する法律を制定できるわけではありません。
声や献金の大きなマイノリティは、
サイレントなマジョリティより影響があります。
法案が成立すれば
利益を得るものと不利益を得るものがでてきますが、
より多くの国民の利益を考えれば
一刻も早い法案の成立が望まれます。
記者会見資料
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