社長ブログケヤキの木の下で
2012年5月4日
手斧
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
先日お話した雉
どうやら紙太周辺に居ついてしまったようで
今朝も変な声で鳴いていました。
昨夜は久しぶりに家族で映画
帰省している娘のリクエストで
テルマエ・ロマノ
ロマノかロマエか分かれるところですが
阿部寛、主演の言ってみれば喜劇でありました。
遅い時間(20:40~)からでしたが
連休なのか結構な客入りでほぼ満席
バトルシップでもいいかなと思っていたのですが
それなりに楽しめた映画でした。
さて、
先日事務所の衣替えで
マキコを倉庫に片付けたのですが(11月にはまたお目見えです)
マココの備品で手斧があります。
大工道具の手斧(ちょうな)とは違って
鉞(まさかり)で検索して頂くと
分かりやすいかもしれません。
もっとも
手斧で画像検索でも似たものがでてきますし
ホームセンターなどではよく目にするものです。
紙太で使っているものはこの2種
一般的には右側のもの
英語ではアックスとかハチェットと呼ばれているものが
よく目にするもの。
なぜ2種類あるかというと
薄い板などを割る場合は右のアックスでOK
軽いのでらくらく割っていけます。
でも厚さが2.5cmを越える板
例えば2×4材(3.8cm)などを割る場合は
アックスではちょっと割りにくい
というより、かなり力を込めてやらないと割れない
(つまり自重で叩き割るには軽い)
左のタイプのものは薄い板を割るには役不足
2x4材程度のものを割るにはちょうど良い重さ。
右側のアックスは重さ700g(柄を含みます)
左は1kg
300gの違いですが
随分楽に割れます。
斧で薪を作るときのイメージは
鋭い刃(薄い)で割るのというのではなく、
刃に厚さがあり、
ある程度の重さのあるもので斧の自重で叩き割る
というのがそのイメージ
薪ストーブ初心者の方は
ホームセンターや通販で目にする
デザインや形の良い手斧をつい購入してしまいがちですが
実用性のあるのは左
純粋にワイルドな薪ストーブライフを楽しんでる方は
(広葉樹の薪しか使わないひとが多い)
手斧はあまり使わないかも知れませんが、
薪の建築端材の使用頻度の高い方は
手斧は必須ですから
購入時はよく考える必要があります。
ちなみに事務所のマキコ、
薪は建築の端材が大半ですから
使用頻度は1:9で圧倒的に厚さのある手斧をつかってます。
(焚きつけ用の薄い板を割るときぐらい)
どちらか1本なら大は小を兼ねるで
重いものがお勧め。
(900g~1kg、700gでは軽い)
それでは
皆さん、また明日
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