社長ブログケヤキの木の下で
2018年2月5日
薪ストーブに前板設置しました。
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
暦の上では立春を過ぎましたが
小雪の舞っている美濃地方
最高気温も5度の予定で寒い日が続きます。
昨日は先祖供養の集まりがあって、
近隣の先祖を同じくする田原姓の人たちと
お寺でお経をあげてもらいその後会食でした。
お昼の会食でお酒も出ますから、午後は仕事もできません。
そこで思いついたのが以前から気になっていた
薪ストーブの前の防火板。
昨年設置したAGNI(薪ストーブ)
非常に快適でよく働いてくれます。
事務所はまるで常夏で、半袖一枚で仕事ができます(^^)
薪ストーブがよく働いてくれるということは
熱を効率よく拡散させているわけで、
輻射熱もストーブから放射されています。
低温火災を起こさないよう
可燃物の薪ストーブからの離隔距離というのが決められていますが、
後付けのAGNIの床は気にしながら放置してありました。
ストーブ前面の床がかなり高温になるのは最初から分かっていたのですが
何で床をカバーするかなかなか決められずにいたのです。
ということで、
倉庫の中を物色していると両端に割れの入った桜の板が見つかりました。
長さは90cmほど、幅も40cm、厚みも4.5cmほどあります。
厚みが薄ければ熱ですぐに反ってしまいますからが
これぐらいあれば反っても裏返して使えそうです。
本当なら8cmほどの厚さは欲にいところですが
商品用にはありますが、事務所で使うとなると
見つかりませんでした。
両端の小口にボンドを塗り、板を打ち付けてこれ以上割れないようにして
プレナーをかけて、サンダーで仕上げ荏油を塗りました。
板と床の間に高さ9cmほどの下駄を置いて空間を作ります。
これは空間を作ることで熱の伝導を防ぐためです。
時々こんな具合に反り防止で裏返します。
今回は事務所で使う薪ストーブですから簡易的な手法で防火対策としてますし、
私自身が自己責任の範囲で判断していますが、
一般の方は真似しないでください。
必ず薪ストーブ設置の設計を行い、防火対策する必要があります。
ストーブからの可燃物の離隔距離や煙突掃除の頻度、
屋根面からの煙突高さなど細かく決められていますから
設置の際には必ず専門家に相談する必要があります。
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