社長ブログケヤキの木の下で
2011年10月25日
耐震補強工事がはじまりました。
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日の晴天とは打って変わって
今朝は雨模様
どんよりした曇り空が広がっています。
昨日から始まった
耐震補強工事
先ずは
屋根瓦を下ろそう!
どこかで聞いた言葉ですね。
今回の震災でも
栃木や北関東周辺の県では
屋根の瓦がズレ落ちて
相当な被害が出ています。
紙太材木店の瓦屋さんだけでなく
全国の瓦屋さんが
震災直後から補修工事に出向いていますが、
とても年内には終わりそうにないとの事です。
土葺きの瓦屋根
相当な重さになりますから
壁が十分に配置されていないと
横揺れが来た時、
屋根の重さで1階部分がつぶれてしまう事になります。
壁の補強も大事ですが
屋根を軽くする事もとても大事です。
朝日が眩しい屋根の上
瓦を1枚ずつ剥していきます。
大屋根の北側半分が今日の工事予定
野地板まで剥して
垂木を一部交換
ブルーシートで雨養生までしなければなりません。
屋根の葺き替え工事のときは
いつも空を見ながらの工事になります。
瓦を剥している最中に俄か雨があれば
2階は水浸し・・・・
確実に終日晴れの日でなければ
工事は始められません。
したがって
今日はお休み
午前中の降水確率は50%です。
瓦も葺いてある土も全て手作業で下ろしていきますが
量がありますから
人海戦術しかありません。
(最近はバキューム式のもあるみたいです)
大屋根半分、
養生まで完了して
明日から工事再開です。
今回の工事は
屋根だけでなく
基礎の補強、
壁の補強と
かなりの個所を補強する事になります。
国や県からの補助も受ける
規模の大きなもの。
木造住宅で誰もが補助を受けられますから
一度、役場や市役所でご相談下さい。
それでは
皆さん、また明日。
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