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社長ブログケヤキの木の下で

2015年3月18日

岐阜県近代和風建築総合調査

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
日中は半袖一枚でもOKな暖かさ
でも、来週はそこそこ冷えるとか
油断大敵、まだしばらくは三寒四温ということになりそうです。
さて、
本日は「岐阜県近代和風建築総合調査」
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文化庁が平成4年から行っているもので
全国でその調査が順次行われています。
岐阜県では平成25年から27年にかけて3年間で約100棟の調査を行うもの
明治から昭和初期に建てられた近代和風建築が急速に失われているため
その実態調査と保護が喫緊の課題ということで行われている。
ということで
紙太材木店にやってきたのは名工大の麓研究室の一団総勢10名
岐阜県の教育委員会から委託を受けての調査
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朝の9時半に到着
自己紹介もそこそこに早速調査に着手
皆さん、準備万端どんな状況にも対応できるように
服装は上下のつなぎを着ています。
こちらは古い住宅の調査はお手の物
どんな調査手法か実は興味津々なのは私の方

測り始めた柱間隔は巻尺とスケール
一般的な感覚、つまりあまり調査に慣れていない実務者だと
ついつい柱の芯々を測ってしまいがち
でもその方法は間違えやすい
必ず柱サイズと柱間を測るのが民家調査の鉄則
よく見るとそのスケール、尺貫法になっているではないか。
記入している数字もcmではなく尺、寸、分、厘で
昨年行われた事前調査の時の図面に寸法を記入していく
中庭の状況も調査中
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こちらの学生は
連子格子のサイズと間隔を一つ一つ丁寧に実測している
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図面を覗いてみると
階段も極めて細かく寸法が記入してある
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紺屋のなんとかで
自宅の調査となるとその大きさに二の足を踏んでしまいますが
10人がかりだとかなり詳細な調査が出来上がってくることになります。
考えて見れば10人で1日ということは一人で10日
とても私の手には負えません。
しかも調査には慣れていて
今年の多い月には5棟もの調査をしているとか
どうりで手際は際立っています。
紙太材木店で次回民家調査があればお願いしてもいいかもしれません(^_^)
家中くまなく調べて
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写真を撮って
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行かれました。
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お帰りになったのは夕方6時
来年の今頃調査報告書が出来上がるとか
今から楽しみな報告書です。
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