社長ブログケヤキの木の下で
2014年10月17日
10年前と変わらないお風呂、脱衣室の寒さ
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝は11度ちょっと、
もうすこしで10度を切りそうな美濃地方です。
今朝の予報では明日は冷え込むとか
今シーズン初の一桁温度になりそうです。
これからの季節
脱衣室やお風呂が寒くなります。
昨年の中日新聞では入浴で急死した方が一万7千人
随分、多くの方が亡くなっていますが
統計数字はなくなっている方だけですから
後遺症の残った方はこの数倍はいると思われます。
交通事故で亡くなった方の数字(同4千3百人 25年度)
と比較すればその多さがご理解いただけます。
交通事故では2時間で一人ですから
浴室でなくなる方は30分に一人ということになります。
入浴はある意味日本独特の習慣
諸外国は中国も含めシャワーが中心で
肩までお湯に浸かるという習慣がありません。
冷えた体を入浴で暖める。
とても気持ちのいいものですが
裏返し言えば家の中で冷えてしまった体を
入浴で暖める。
その勢いで布団に入らなければ寒さを強く感じてしまうということでしょうか
脱衣室、廊下も含め室内が快適な温度であれば
「冷えた体を入用で暖める」という感覚は強くは起こらないと思われます。
ちなみに諸外国の入浴中に亡くなった方の統計もあります。
日本が突出していることがわかります。
10万人あたり18.34
ということは1億人で18000人ですから
12年前の2001年の統計とほぼ変わりなし。
日本の脱衣室、お風呂の温熱環境が
10年以上前と変わっていないことを示しています。
10年前ですら新築のお風呂はほぼユニットバスになっています。
以前の冷たいタイルのお風呂はほぼ作られていないのに
数字が減少していないことを考えなければなりません。
次世代基準の家でも
お風呂や脱衣室は寒いのです。
健康寿命を維持するためにも
脱衣室やお風呂を暖める工夫が必要です。
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