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社長ブログケヤキの木の下で

2016年12月21日

建築技術1月号が面白い 断熱と省エネのわからないこと、知りたいこと

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
快晴で雲一つない朝です。
気温は1.5度ほどですが
放射冷却で冷え込んでいて
トタン屋根の上には霜が降りています。
建築技術という雑誌があります。
そこそこの書店にならおいてありますが
一般の方が手に取ることはほとんどない雑誌です。
1月号に
断熱と省エネの「わからないこと」「知りたいこと」を
南雄三さんが監修して
その道の専門家に答えて頂いている特集があります。
少し挙げてみると
・Heat20のG1とG2のどっちを選ぶのか?
・(日本の)窓の断熱性はどこまで高まっているのか?
・スペーサーまわりの結露は防げるのか?
・ヨーロッパは換気のメンテナンスをどうしているのか?
・調湿材で室内の湿度コントロールはできるのか?
・2020年までに外皮基準はレベルアップしないのか?
・熱交換すれば朝の温度は高まるのか?
・エアコンの容量はどう選べばよいのか?
など、挙げればきりがないほど面白い項目が並んでます。
こういった設問に対し
その道の専門家が答えてるわけで
どこかの会社の商品を宣伝したり
怪しい○○工法のPRなどはありません。
ということで
かなり専門的な答えになっていたりして
一般の方には難しいところもありますが
ご自分でネットで検索して集める情報よりは
遥かに信頼度は高いものです。
1900円と雑誌としては少々高めですが
理系新築検討者にはお勧めです。
この特集とは別に
「連続した防湿気密層の有効性」について
岡田好勝さんが記事を書いています。
最近の透湿性のある断熱材には防湿気密層不要論があることに対する警鐘で、
その有効性を分かりやすく解説しています。
1月号の中では一番分かりやすいですし
これを読むだけでも1900円以上の価値があります。
実務者より一般の方にお勧め、
わずか2ページですから立ち読みでもいいですね。

簡単に言うと
防湿気密層の役割は
冬に壁の中の結露を防ぐことや
断熱材の含水率が高まることによる断熱性の低下を防止するだけではなく
夏場、エアコンで除湿した室内に水蒸気が流入することを防ぐや役割もあります、
防湿気密層不要を唱える多くのケースではこのことを知っていて言わないか
もともと知らないかのどちらか。

詳しくは記事をお読みになってください。

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