社長ブログケヤキの木の下で
2010年9月3日
スタイルのある暮らし
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
ここ二日ほど
この時間の風が涼やかなものに変りました。
蝉の鳴き声もこの時間なのに聞こえなくなりました。
日中は猛暑ですが
秋の気配が近づいているようですね。
さて、川辺町のK様邸
薪ストーブではなく
薪ボイラーが活躍してます。
とてもエコですね。(ほんとはこのエコという言葉はあまり使いたくないです)
このような生活スタイルは
以前は日本中いたるところで見られましたが
最近ではほとんどありません。
エコカーとか省エネ
エコななんとかという最近のTVのCMなどと比較して
実質を伴った昔からの暮らし方をされてるK様を見てしまうと
なんとも浅薄な印象を受けてしまいます。
敷地の中には薪の棚がいたるところにあります。
傷んだところは自分達で修繕できるところはやり、
職人が必要な最低限のところだけ
頼んで直す。
中山鈑金さん
松田大工さん
古いから、
使い勝手が悪いから
壊して新しくするというのではなく
使える物は徹底して直して大事にして使う
本来日本人が持っている思想です。
本来の地場の工務店に課せられた役割の原点は
デザインに溢れた改装やリフォームではなく
こういうちょっとした工事の中にあるのではないでしょうか。
杉の皮も葺き終わりました。
来週には瓦も葺き終わります。
それでは
皆さん、また明日。
Category
- 家づくりのたいせつな話(513)
- 雨漏れ(25)
- 高性能 省エネ(413)
- 温熱環境(207)
- 雑記(252)
- 新住協(新木造住宅技術研究協議会)(36)
- 室内環境(36)
- MOKスクール(28)
- 紙太材木店の考え(91)
- 建築巡礼(36)
- レイモンド(3)
- 耐震のこと(32)
- 手仕事 道具 機器(93)
- 断熱のこと(88)
- イメージ 仕上がり(72)
- 暮らし(176)
- 古い民家の再生(80)
- 経年変化(7)
- イベント情報(27)
- 換気(25)
- 結露(29)
- インテリア(20)
- メンテナンス(6)
- 紙太材木店の仕事(2)
- 素材(66)
- サッシの性能(51)
- 料理(141)
- 室内環境と健康(15)
- 庭造り(2)
- リフォーム(55)
- 現場レポート(184)
- 性能とデザインのバランス(17)
- 耐久性(3)
- 住宅医 ぎふ木造塾(22)
- 造作家具(25)
- 本の紹介(40)
- ZEH(3)
- 百年の家プロジェクト(45)
- 薪ストーブ(48)