社長ブログケヤキの木の下で
2015年9月11日
新住協の総会 パート2
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日、一昨日と新住協の総会
総会と言っても実は研修が主目的で
鎌田先生の基調講演も内容は高度
ついていくのが精一杯といったところでしょうか。
(たまたま写っていたので西方先生のFBより拝借)
新潟、札幌、岩手の会員から事例発表がありましたから
少し紹介しましょう。
新潟は美濃地方の方の感覚からすると相当寒い地方となりますが
寒さの指標である暖房DDは
新潟が2199度日
関ヶ原が2111
美濃加茂が2034
三重県の上野が2122
つまり実は新潟市はこちらと変わらない寒さ
恵那は2506で新潟より寒い(^_^)
そんな新潟で屋根の断熱は30cm、壁の断熱も20cm
Q値は1.0前後の家を作って標準仕様としている。
以前はQ値1.3程度の家づくりだったそうですが
ご自分の事務所兼自宅作りで
Q値を0.9にしたら激変が起こったとか(^_^)
体験するのと机上の計算ではやっぱり違うということを
身をもって知ったわけで以後はQ値1.0で付加断熱標準だそうです。
札幌や岩手の事例はこのあたりの方には一般的ではありません(^_^)
から割愛しますが
実務者としてはとても面白い事例でした。
札幌で4枚ガラス(クアトロサッシ)とか
岩手でパッシブハウス認定への苦闘などです。
午後は分科会ということで
粟野の家をバスで訪問
39人ということで中に入れるか心配しましたが、
余裕で入れてしまいました。
住まい手のFさんにはお世話になりました、
あらためて御礼申し上げる次第です。
庭も小気味よく完成してますのでご覧ください。
南に面して水路があって更にその南が駐車場ということで
どれだけ庭スペースを取るかということが当初からの課題
狭いスペースのなかに小さな世界を作り上げることになりましたが
うまく納まってますね。(自画自賛です(^_^))
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