社長ブログケヤキの木の下で
2017年3月1日
40年前の旧荒谷邸と最新のエコハウスの共通点が面白い
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝はまだ氷点下2度の美濃地方ですが
日中、日差しがある分かなり暖かになってきました。
と言っても夕方から朝にかけての寒さはまだ冬
3月になったからと言ってストーブがいらなくなるわけではありません。
北海道で訪ねた旧荒谷邸
旧というのは荒谷登博士が建てて住んでおられたのですが
今はサデギアン・タギ博士が住んでいるので
旧荒谷邸と言います。
その特集が昨日発売された建築知識ビルダーズ28号に載ってるのは
前回お伝えした通りですが
今季の28号
その他にもエコハウス最前線として
西方先生の完成したばかりの自邸や
エコハウス大賞を受賞した家の紹介がしてあります。
どちらも東大の前先生が訪問して調査したレポートがありますので
温熱環境は丸裸状態
断面図や間取図もありますから
室内写真と合わせてみればとても分かり易く解説されています。
一般のこれから新築住宅を検討される方に見ていただきたいのは
断熱材の厚さや種類、
どこに重点的に予算を当てているのか
室内空気の流れの工夫
日射を取り込むことと遮ることの工夫などいろいろありますが
何よりもなぜこのような住まいが建てられるようになったのかということ
その原点が約40年前に建てられた旧荒谷邸です。
その荒谷先生の講演録も載ってますのでお見逃しなく
断熱の最大の効果は
経済で評価される省エネルギーではなく
環境の穏やかさや豊かさである
まだまだ寒さが続く美濃地方
室内環境を穏やかで豊かなものにしなければなりません、
30年後も、40年後も。
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