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社長ブログケヤキの木の下で

2010年4月4日

建具

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日までは長崎へ家族旅行
今日は少しだけご報告します。
宿泊は先日もお伝えしたように
雲仙観光ホテル
2010.4.2.3 075.jpg
昭和10年に竹中工務店が建設しています。
有形登録文化財に指定されていますが
設備に古びたところはなく
落ち着いた時間を過ごせました。
ホールに面したバーにあった内窓、
2010.4.2.3 047.jpg
通常は縦すべり出しでどちらかの縦枠と
建具の縦枠が丁番で固定してありますが
この窓は横枠の真ん中を軸に
回転するようになってます。
内窓として使うのであれば
このほうがデザインの面でも
実用的な通風の面でも
すぐれていますね。
この建具は
トイレの建具です。
2010.4.2.3 066.jpg
この建具を見るまでは
私の好みとして
縦の板を寄せて作っただけの建具は
あまり評価してきませんでした。
でもこのドアには惹かれるものがあります。
構造は寄せた6枚の板のうち
両端は無垢の木を使い
間の木は羽目板で両面から貼ってあります。
樹種は米松のピーラー
あるいはピーラーに近い米松
でもヤニが出てませんでしたから
違うかもしれません。
なぜ惹かれるのかと言う説明はちょっと難しいのですが、
色、
板の合わせ目の凹み
真鍮のデザイン釘の大きさ
縦と横の比率
ドアノブ
ドアノブの色
など、様々な要素があるのですが
たぶんその全てが今のものでなければ
惹かれないかもしれません。
デザイン、
大事ですね。
PS
ホテルスタッフの皆さんのサービス ◎
修学旅行、団体客の受け入れをしていない ◎
それでは
皆さんまた明日。

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