社長ブログケヤキの木の下で
2023年9月22日
銀行株が
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
先日、お隣の八百津町にある
大仙寺へ座禅を組みに行ってきました。
1460年開山のお寺で
宮本武蔵が参禅門法したことで知られています。
上の写真はその時に頂いた精進料理です。
ひょんなことから住職と知り合い、
20人ほどの仲間で
座禅を組みに行った時のものです。
住職は次男でお寺を継ぐことは念頭になく
料理人を目指して
京都でその道の修業をしていました。
急遽、お寺に戻ることになり
それからお寺の修業に出たとか。
そんなわけで、写真の精進料理も
全て住職の二宮さんの手作りです。
宿坊もあり、
コロナ前は外国から座禅を組みに
来られる方も多くいたそうです。
今も週に2回ほど、誰でも参加できる
夜の座禅会も開催されています。
八百津町は先日終わりましたが
TV「ハヤブサ消防団」の地元。
地元と言うのは原作を書いた池井戸潤さんが
八百津町の出身だからで、
原作に出てくるネーミングも
八百津に因んだものが多く出てきます。
撮影は予算の関係で群馬。
地元では何とか八百津町で撮影をと
話しをしたらしいのですが、
八百津で撮影となると
予算は倍と言うことで断念したとか。
池井戸さんの小説には
地元のあれこれが出てきます。
その一つがアゲ。
丸登豆腐店の久多見のあげです。
油揚げの事ですが、地元風に言うとアゲ。
地元でも予約しないと
なかなか手に入りませんが、
肉厚で美味しいアゲです。
お酒は今年フランスで開催された
日本酒コンクールで金賞を受賞した、
純米大吟醸玉柏の蔵元やまだ。
酢は蝶ネクタイのおっさん
(最近出てませんが)の内堀醸造。
蔵元やまだも内堀も、高校の同級生の実家。
写真のアゲも先日のクラス会の時に、
帰郷した蔵元やまだの同級生が
帰りに買って帰ったもの。
内堀醸造の向かいにあるのが、
花盛酒造で家内の従兄のところ。
何かと八百津とは縁があります。
八百津町と言うと
杉原千畝の出身地で記念館もありますが、
他にも様々な魅力のある町です。
ご興味のある方は是非お訪ねください。
前置きが長くなりました。
毎月銀行の方と懇談する機会があるのですが、
大手の銀行株がこの1年で倍になっている理由は
先行きの金利の上昇を見込んでのものとか。
利ザヤは銀行の収益の柱の一つですから
金利上昇があれば
その収益も大きくなると見込んでのこと。
日銀の総裁も黒田さんが下りたことで、
市場は異次元緩和の終わりの始まりと見ているようです。
一定以上の年齢の方には
今までの金利が異次元であって、
これから普通に戻るという感覚ですが
過去20年以上、
低金利しか知らない世代にとっては
(大学を卒業して、40代の中堅まで)
これからが異次元の金利という感覚でしょうか。
銀行の方も今までは、
金利を更に安くしますから
借りてくださいとお願いしていました。
これからは、
少し貸出金利を上げさせてもらいますから
お願いしますと、
逆のお願いに行く時代になりそうとのこと。
一方、実は給与の方も
徐々に上がる方向に動いているようで
その銀行も今年は5%ベースアップとか。
人材の確保はどの業界でも競争です。
目に見えるものとなると
やはり給与となりますが、
地方の小さな銀行で
毎年5%のペースでベースアップすることの
地域経済への影響や波及効果は、
相当程度あると考えます。
今現在はモノだけが上がってますが
金利も上がり、
給与も上がるという
正常な経済にようやく向かい始めている…
そんな兆しが日本経済に出始めていると感じた懇談会でした。
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