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社長ブログケヤキの木の下で

2021年9月20日

その後ろ



おはようございます、
紙太材木店の田原です。
この週末は連休ということもあって
各地で住まいの見学会が開催されてます。
初日は台風に祟られて大変だったようですが、
紙太材木店の見学会はただいま工事中ですから、
最終日の今日一日だけの開催。
晴れる予報で安心していたら、
なんと、本州では美濃地方だけ昨夜から雨…
今も降り続いています。
台風養生はばっちりすると風が吹かないジンクスがありますが、
今回も台風の進路変更であわてて養生したものの
そよとも風は吹かず…
これも養生のおかげと思ってますが
気まぐれなお天気には敵いません。
亡くなった作家の邱永漢さんは実業家としても知られていましたが、
投資先を決めるのに
最終的にはその会社に実際行って
社長と話をし、その人物を見て
投資するかどうか決めていたと聞いたことがあります。
住まいもある側面は投資と見ることができます。
しかも通常は一生に一回の大きな投資となるわけです。
一般に工務店で家を建てる場合
その会社に行って営業担当者なり、
設計担当者なりと打合せをして進めていくわけですが
必ずしも社長が対応するわけではありません。
ただ、工務店が開催する見学会のようなイベントの場合、
社長が現地で対応しているケースが多くあります。
つまり、その会社のトップが
どのような考えで家を建てているかを確認する絶好の機会ということになります。
HPやインスタグラム、Youtubeではどんな編集もできてしまいますが、
生で会って、面と向かっての会話では何の脚色もできません。
普段、得られない情報がそこにはあるわけで
一生に一度の投資として
信頼に足る投資先かどうか、
社長の考えや人となりも確認せずにそれを決めるのは
ある意味、ばくち
あるいはギャンブル…
工務店は組織としてはそれほど大きいわけではありません。
つまり、どんな家を建てるかは社長の考えが反映されているわけで、
決して、設計者や営業担当者が
勝手に決めているわけではありません。
Heat20のG2がとかUa値がとかではなく、
その数字の後ろに控えている社長の考えがどんなものか
知っておいて損はありません。

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