社長ブログケヤキの木の下で
2024年7月15日
エアコン不要?
- おはようございます、紙太材木店の田原です。
ここ数日は暑さよりも湿気に、
難儀でしょうか。
少し体を動かすだけで汗が噴き出てきます。
今朝も外気は24度で95%
エアコンなしの生活が想像できません。
- ひところ今の高性能な住宅が一般的になり始めたころ、
エアコンのいらない家と言うのが出ました。
多くは通風がメインの暑さ対策でした。
湿気、つまり水蒸気対策が
どうなっているのかはよくわかりません。
通風の風が
汗を乾かしてくれる
汗が乾く時に
体の表面の気化熱を奪ってくれるから
涼しくなる
これが水蒸気対策?だと
どこかで聞いたような気がしますが・・・
- 室内の水蒸気を減らすには結露させるか
デシカント式で
乾燥剤に水蒸気を吸着させるか
この二つしかありません。
除湿機は2種類で
コンプレッサー式とデシカント式
コンプレッサー式と言うのは
エアコンと同じで空気を冷やして、
結露させて結露水を排出します。
デシカント式は
乾燥剤(ゼオライト等)が吸湿しますから
暖めて水にして出します。
一般的なのは
エアコンで除湿することで
除湿機を使うより、除湿できます。
24度で除湿だけしようとすると
どうしても気温が下がってしまいます。
除湿できたけれど
足元が寒くなるんですね。
これはもう、温めるしかありません。
エアコンで暖房するか
電気ストーブか
日射があれば日射ですが
今日のような曇り空では期待できません。
- 2階や吹き抜けのエアコンで除湿して
寒ければ1階のエアコンで暖める
再熱除湿のエアコンを使う
我慢するのではなく、工夫することが大切。
エアコンの温度設定も
冷房の温度や
暖房の温度も
いろいろ変えて試してみると
ある意味、住まいの発見があります。
夏の窓は遮熱で
シェードを閉めたまま
雨戸をずっと閉めたまま
吉津を立てかけたままと
決めつけるのではなく、
冷房や除湿時の冷えすぎた室内を暖める再熱の
お金のかからない熱源と考えると、
利用しない手はありません。
条件に当てはまる家が
どれだけあるか分かりませんが、
高性能な家ほど冷えすぎる傾向にあります。
夏や梅雨時に冷えすぎや
除湿を意識したことがない家であれば、
それはそれでいいのですが
性能が高くなればなるほど
気になる傾向にあります。
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