社長ブログケヤキの木の下で
2022年11月21日
下から
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
COP27がようやく閉会しました。
途上国への支援基金の創設で合意できたようです。
「損失と損害」に対する補償は
お金が絡んでくることですからそんなに簡単には合意できませんし、
具体的なことは来年のCOP28ですから、
時間稼ぎ的な合意になるのも止むを得ません。
ただ、世界では「損失と損害」に対する補償
なんてところまで来ている温暖化対策
日本も補償する側にいるわけで、
出すお金はできるだけ少なくしたい思惑も…
他国に補償するお金があるのなら
国内での対策は予算を付けてもっと推し進めるべき、
と言う議論も出てくることが予想されます。
つまり、日本の住宅の温暖化対策は
今以上に加速していく状況が
どんどん作られていると言うことになります。
今年の9月30日まで
断熱性能の最高等級だった等級4。
10月1日には真ん中の下から4番目になり下がっています。
成績が地域の中学で1番だったのが
より広い世界の高校へ入ったら真ん中だった、
というケースと同じ。
自分の家の実力(性能)がより広い世界から見たら何番目か?
水平軸(日本、中国、EU、米国、韓国)で見ることも大切ですが、
時間軸(過去、現在、未来)で見ることも求められる時代です。
25年に義務化される等級4レベルは、
水平軸でも時間軸でも下から数えたらすぐです。
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