社長ブログケヤキの木の下で
2014年4月4日
住宅性能向上の見える化
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
一週間でけやきが大変身
新緑の若葉に覆われはじめました、
もうすぐお祭りです。
さて、
「性能向上リフォーム」という言葉があります。
リフォームするんだから性能も上がるんでしょ、
断熱材も厚いのにするんだし
筋交いも余分に入れるし
サッシもペアにするんだから
お風呂もユニットになって
身震いするようなタイルのお風呂とは違うんだから
わざわざ性能向上リフォームなんて言わなくてもいいいのに・・・・
確かに上記のことは通常のリフォームの範囲内で事足りること
厳密な意味での、性能向上リフォームとは
省エネ性あるいは耐震性が
どれだけ向上したかの
数値として示されなければなりません。
それは自動車を見ればわかります。
1L当たりの燃費が
明確に示されますから
誰が見てもわかります。
この車は1Lで23km走る
あるいは1Lで15kmしか走らない。
車でこの車はハイブリッドですから
燃費がいいですよというだけの説明をされたら
これは説明不足、
大抵の人は1Lで何キロ走るんですか?と
もう一度と聞くはずです。
住宅に当てはめると
この家はペアガラスですから暖かくなりますよ
あるいは断熱材を入れ替えましたから暖かくなりますよ
というのは
上記のハイブリッドだから燃費がいいですよというだけの説明と同じです。
はっきり言えば説明不足
どれだけ暖かくなるの?
これを実務者は示さなければなりませんし
お客様はそれを聞かなければなりません。
リフォームの性能(断熱、省エネ、耐震)分野に関しては
なぜかお客様は思考停止状態
お任せするんだから・・・
という感覚があるからなのかもしれませんが
一歩踏み込んではっきりさせておく必要があります。
数値で見える化された性能向上リフォーム
自動車の燃費表示と同じで
住宅のリフォームでもそれが可能です。
もちろん、
新築住宅でも同様です、
エコキュートがつかってあるから
オール電化だから
パネルがのってるから
ペアガラスだから
全館空調だから
羊毛断熱材だから・・・
こんな説明は全て説明不足ですよね。
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