社長ブログケヤキの木の下で
2019年5月17日
南面の広いサッシ
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨夜は同業と建築談義
その中で出てきたのが南面のサッシ開口の話
どういうことかと言うと
性能がよく、しかもできるだけ大きなガラスで
同時にデザイン的にも満足できるもの
当然、耐震施や防水面でも工夫が求められるわけで
それをどう納めるかと言うもの
既製品のAPW430や330、エルスターXなどのサッシのFIX(固定タイプ)では
サイズが限定されていて
一番大きなものでも1690x1870
床から天井近くまでの高さまで欲しいとなると無いんですね。
話に出てきたのは
スターバックスの京都宇治平等院表参道店の外観
このような店舗は当然デザイン優先ですから
木造ではなく鉄骨でできていますが
住宅の建築屋としては木造でいきたいわけです。
同時に耐震等級も3にしたいわけで
鉄骨のようにと言うわけにはいきません。
ところで
西方さんの自邸で使われているのは
スパーペアガラスでUg値は0.93
いわば特注品で金額もそれなりになります。
冬は日射を取得し同時に高い断熱性で冷輻射やコールドドラフトを起こさせない
同時にデザイン的にも満足させ、耐震等級も3にというとそれなりに頭を捻る必要があります。
大きなサッシと言うことであれば
店舗用のフロントサッシを使えばいいんですが
新住協資料より
ガラスには性能と言うものがありますから
大きければいいというわけにはいきません。
日射もとれて広々とした視界も確保できても
コールドドラフトと冷輻射にプラスして結露では住まいとしてはNG
ただ3人寄ればなんとかで
これなら行けそうという案がでましたから
乞う、ご期待であります。
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