社長ブログケヤキの木の下で
2015年7月3日
意気込みが伝わる APWフォーラム2015
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
まだしばらく雨が続きそうで
現場の段取りが常に変わっています(^_^;)
さて、昨日は以前お話したAPWフォーラム2015
講師は東大の前真之准教授
なんと満員
400~500人は入れる名古屋国際会議場のホールです。
YKKは社長、副社長も来て挨拶するほど気合が入ってます。
正直、取締役の役員の方が来るとは思っていませんでしたが
YKKが日本の窓(サッシ)を変えるんだという
意気込みが伝わってきて
施工者サイドとしても意気に感じるものがありました。
Lixilにもせめてこの何分の一かの気概を示してくれればと思う方は少なくないはず、
残念であります。
さて、そんなフォーラムの中で今年の秋に
YKKがAPWのドレーキップ窓を発売すると発表しました。
ドレーキップと言われても
一般の方はほとんどご存知ないでしょうね。
こちらを参考にしてください。
ひとつの窓で二種類の開き方ができる窓です。
・内側に倒す
・内側に開く
ヨーロッパでは一般的ですが
日本で市販しているのはエクセルシャノンぐらいです。
美濃地方のいろんな住宅雑誌を眺めていても
まず出てないのでピンと来ないかもしれませんが
実は優れものの窓です。
この窓
内側に二種類の開き方ができるわけで
窓の外にいろいろ付けて日射を遮っても
開閉の邪魔にならない。
つまり、葦簀(よしづ)やブラインド、アウターシェード、面格子といったものを
窓の外に付けても邪魔にならないんですね。
それでいて
内側に窓が開けば
通風ができることを意味します。
夏、室内に流入する熱の約70%は窓からです
先日お話しした西日の日射対策
私が考えている方法と
このドレーキップ窓に葦簀やアウターシェードを取り付ける方法
この二種類が近い将来の西日対策スタンダードになると考えてます。
どちらを選択するかは
日射対策、通風、防犯それに価格が検討要因
でも
実はこのドレーキップ窓
一番知りたい価格がまだわかりません(^_^;)
何を優先して考えるか
日射、通風、防犯、価格
パッシブな設計ができないと答えに窮することになりますから
実務に携わる方は勉強することが一つ増えましたが
これから家を建てる方は一つ選択肢が増えたことになります。
二階の西側に大きな窓を作ってしまって
夏の暑さ対策に閉口されてる方
引き違いのサッシなら
最近市販されるようになった
アウターシェードがお勧めです。
縦滑り出しサッシの方は
こちらにご相談ください。
ドレーキップを検討されていた
粟野の家のF様
一年遅れの登場となりました。m(_ _)m
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