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社長ブログケヤキの木の下で

2012年6月27日

部屋のイメージを決める家具

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
先日お引渡しをした可児市のMH-House
実はお使いの家具のリペアも頼まれていました。
木製家具ですが
ウレタン塗装がしてあり天板のウレタンもかなりはげています。
椅子も接続部の固定が甘くなりぐらぐらしている部分もありますし
ホゾ穴自体が割れているところもあり
ご主人が応急的に修理されています。
脚物の作品はホゾが命
ホゾ穴の割れも補修の必要があります。
というわけで
ウレタン塗装は全面サンドペーパーで剥しました
6.20 2012 006-001.jpg
入隅部分は治具を使ってウレタンを剥します。
過酸化水素やフッ化水素といった剥離材もあるのですが
使いたくない。
割れてヒビの入った部分は取り除いて再度固定して
骨組みまで完成
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オイルを塗って室内で乾燥させます。
張り替えた座面はこれ
6.26.2012 002.jpg
オイル塗装の飴色の木の色と良くあいます。
6.26.2012 007.jpg
テーブルと一緒に納品
6.27.2012no2 007.jpg
椅子はもともとの素材の木がオークでしたから
ウレタンを剥してオイル塗装
ものの見事に素材の良さを蘇らせることができました。
ただテーブルの天板は集成材でしたから
これは交換してタモの積層材でしあげました。
6.27.2012no4 012.jpg
家具はその家のイメージを決めますからとても大切
どんな家具が置いてあるかで
その人のセンスや考え方が垣間見えます。
いい家具であれば雄に50年以上使えますから
家の新築の時には家具の予算も考えておく必要があります。
こちらの北欧家具などの木製の家具は中古でも古さを感じさせませんし、
すわり心地も抜群です。
ハンス・ウェグナーの椅子
6.27.2012no3 003.jpg
最近はリプロダクト家具といって、
意匠権の切れたデザイン家具も多く出ています。
上記のウェグナーのザ・チェアも
コチラでは一昔前なら信じられない価格(本物ならこの20倍以上!)
デザインは折り紙つき
いいものを、永く、大事に。
家具にこだわりたいけど値段がと言う方には
とてもいい時代になりました。
ps
北欧家具というと若い人達には白木の集成材や
プラスチックや金属をイメージされる方もいますが、
一昔前の北欧家具は無垢のチークで出来ています。
紙太材木店の部屋の雰囲気、
中古の北欧家具やリプロダクト家具がよくあいます。
それでは
皆さん、次回をお楽しみに。

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