社長ブログケヤキの木の下で
2019年3月4日
照明器具の古典的名作 ルイスポールセンのPH5
ポール ヘニングセン
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
来週、鵜沼山崎町の家の建前に向けて基礎工事中ですが
今渡の家の見学会が週末にあるので
その準備やら建前の段取りで忙しい一週間になりそうです。
さて、
上の写真の人物が誰か
一般の方ですぐにわかる方はインテリアセンスがあるかもしれません。
HMの営業や設計と言った実務に関わる仕事をしていても
知らない方は知りませんし
そもそもそんなことに興味がない実務者も数多くいます。(本当ですよ)
でも、顔は知らなくても
ルイス・ポールセンと言う名前はどこかで聞いた覚えがあるのではないでしょうか。
名前も顔も知らなくても
上の写真の箱に写っている照明器具はどこかで見たような、と思っている方がいるかもしれません。
この照明はルイスポールセンのPH5と言うシリーズで
1950年代に発売されていますから
既に60年以上の長きにわたって売れ続けています。
言ってみれば照明器具の古典とも言うべきものですが
古さは全く感じません。
照明器具は部屋のインテリアやデザインに大きな影響を与えます。
日本では部屋の隅々まで明るくする照明器具や
非常に多くの器具を設置する傾向がありますが
実際生活が始まると必要なところだけ点灯しているケースが大半です。
つまり無駄に照明器具を付けているわけです。
陰影礼賛ではありませんが
家の中では暗さも必要で、明るさと暗さの対比があって
明るさが引き立ちます。
日本人のDNAにある感性は明るさだけを求めるものではありませんでした。
戦後の急速な電化によって明るさこそ豊かさの証明のような風潮がありましたが
今はそれが少しづつ元に戻っているように感じます。
現代の住まいはLDKがほぼ一体化していて
ダイニングの照明に何を使うかは
一般の方が思っている以上に部屋イメージに大きな影響を与えますし
住み始めると食卓の上にある照明器具の存在の大きさに驚かれるかもしれません。
伊礼さん設計の食卓はルイスポールセンのトルボーが定番ですし
中村好文さんもトルボーによく似た器具を使われています。
時間の流れと言う時の審判を受けたデザインは
いつの時代にも通用するもので
これから新築をご検討される方にも是非検討していただきたいものです。
流行は色あせていき早晩飽きが来ます。
と言うことで(笑)
このPH5がどんな雰囲気の部屋を作り出しているか
ご覧になりたい方はお越しください。
今渡の家の完成見学会
開催日時 3月9日(土) 10日(日)
予約受付帯(10:00~15:00)close16:00
完全予約制です
見学のお申込み要領
・HPのイベント予約からお申し込みください。
・希望の時間帯にチェックを入れ、必要事項をご記入ください。
・お申込みのお客様に改めて現地へのアクセスを案内いたします。
高性能な家の性能とデザインが体験できます。
Ua値は0.28
Q値は0.9
C値は0.3前後の予定(未測定)過去物件全棟平均0.3
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