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社長ブログケヤキの木の下で

2019年11月22日

日経HB つくば里山住宅博の記事が面白い


おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日の美濃地方
多治見や中津川辺りは氷点下
川辺町で1.4度とこの冬一番の寒さでした。
事務所は普段薪ストーブの残り火が
11時くらいまでありますから、
朝の6時でも18度前後はあります。
前夜は所用で出かけてましたから夕方6時には火は消えていました。
スカスカ事務所でも6時間ほどは暖かさを保てますが、
12時間となると無理で
昨日の朝は14度まで冷えていました。
一旦冷えた建物、
そうなると薪ストーブをつけてもなかなか暖まりません。
6時に火をいれて20度を越えたのは8時半過ぎ…
社員が出てくるころには暖かくなってましたが、
私は2時間以上寒さに震えていました(大げさ)
さて、今月の日経ホームビルダー。
つくばで開催された里山住宅博の
堀部さん、伊礼さん、森みわさんの住宅の解説が出ています。
堀部さんや伊礼さんと言えば
意匠系のと思っている方は既に過去のことで、
お二人とも温熱環境にとても熱心なのが分かります。
PHJの森さんが入ってますから
意識せざるを得なかったのではなく、
時代が既に意匠だけでなく性能も求められる時代になったということです。
性能、特に住まいの温熱環境の向上を牽引してきたのは新住協ですが、
一条工務店やPHJにも目を瞠るものがありますし、
現在では各地で
住宅性能向上のための様々な研究会や勉強会が開かれています。

記事には平面図と断面図(矩計かなばかり)
主な設備と仕様、
それに一次エネルギー消費量などの省エネデータが出ています。
温熱を意識している実務者が見ると
いろいろ気づくところがあります。
ポイントはやはり見えない空気と熱の移動をどうするかですが、
意匠系の設計者が性能を意識するとどう設計するのか
森さんは逆にどうか?
など楽しく読むことができます。
今回、断面図を見ていて
先にやられちゃったということが一つ。
現在建築中の物件でも考えたのですが
既に工事に入ってしまっていたため断念したのですが、
恐らくこれも数年後には日本の住まいでもかなり広く浸透するであろうことです。
今しばらくは内緒。
さすがにドイツ仕込みは押さえるところを押さえてます。
住まいが長寿命になれば維持管理や劣化対策は必然ですが、
現在の長期優良住宅レベルのものは
必要最低限のものだと思わずにはいられません。

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