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社長ブログケヤキの木の下で

2020年3月16日

断熱材の厚さ40センチを30センチで?


おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日は先日食べに行った中華料理屋さんで教えてもらった
姜葱醤(ジャンツォンジャン)を作ってみました。
業務スーパーで売ってるそうですが、
それほど難しくありませんからお試し下さい。
と言っても、私は生姜をおろすのに
ドンキでT-falのフードプロセッサー(ミニプロ)を買ってしまいました(^^♪
大門の家の新たな試みの三つ目は
屋根断熱材の厚さ40センチ。
標準で30センチの厚さにしていますが、
もっと厚くできますか?と言うことで40センチ。
以前住んでおられたハウスメーカーの家の2階があまりに暑く、
私の30センチで大丈夫ですよと言う言葉に、
不安を感じられたのかもしれません。
ということで40センチになったのですが、
それまでは30センチで打合せをしてましたから
天井が10センチ下がることになりました。
これに上棟時(建物の骨組みが組み上がる時)に気づくのですが、
10センチ天井が下がったことから
エアコンが天井とロフトの間に入らないことが判明。
エアコンのポジションは優先したいので、
天井が下がって入らないなら元の30センチに戻して
熱貫流率は同じになるような断熱材を入れよう
と言うことになりました。

結果的にこれが新たな試みとなりました。
16Kの高性能グラスウール400mmと同じかそれ以上にするには、
他の断熱材を使ってしまえば容易に可能となります。
コストパフォーマンスはグラスウールが一番いいんですね。
つまり同じ断熱性を出すのに他の断熱材を使うと
コストが上がって行くことになります。

熱貫流率を下げずにコストも極力上げずにということで、
スタイロフォームFGとHGW16Kの組合せで
厚さの比率を変えながら熱貫流率を計算。
既製品を使いますから厚さはそれぞれ限られてしまいますが、
30センチの厚さで40センチの厚さと同等の熱貫流率を達成しました。
もちろん防火のこともありますから、
HGW16Kは室内側になるように配置。
エアコンも問題なく設置できました。
異なる断熱材を組み合わせることは
断熱改修の既存の床ではよく行う手法なのですが、
新築の屋根でも応用が利くというのは大きな収穫でした。
エアコンは上の写真の左上に設置してあります。

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