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社長ブログケヤキの木の下で

2024年7月8日

再熱除湿を

 

  • おはようございます、紙太材木店の田原です。
    先週からの暑さに体がまだ慣れていなくて
    疲労感が残りますが、
    実は土場の草がずっと気になっていて
    昨日の夕方、刈払い機で草刈りをしました。
    30分ほどのつもりがあそこもここもついでにと、
    今しなければ次はいつか・・・
    この炎天下で生えてる雑草も
    何とか生きようと必死ですから、
    伸びた雑草は茎が固いんですね。
    そうなると刈払い機では無理。
    刃の付いた草刈り用のチップソーと言われる
    丸いのこぎり刃でなければ、草が刈れません。
    何とかできました・・・

 

  • さて、ここ数日の岐阜市の午後の温湿度は
    気温36~37度
    湿度は40%前後
    絶対湿度は15gを越えますから、
    暑いだけでなく絡みつくような空気感があります。
    2時間に一度
    家中の空気を入れ替えながら
    家の中を快適な温湿度にするには工夫が必要で、
    その一つが再熱除湿。
    エアコンのセンサーは温度感知です。
    つまり、設定温度に達すれば
    自動的に風量を調整したり、
    送風モードなりになって動きを止めます。
    27度設定なら
    その温度に達すると動きをやめますし、
    19度設定なら19度になれば
    止まるわけです。

 

  • 問題は湿度
    気温は丁度いい具合の27度でも
    湿度が高ければ不快に感じます。
    気温27度、湿度60%で不快指数は75となり
    半数の方が不快に感じます。
    つまり、湿度が高いんですね。
    エアコンは設定温度に達すると
    動きを止めてしまいますから、
    2時間に一回の換気で入ってくる
    熱風と水蒸気は入って来放題・・・
    30坪程度の家で
    1時間に150m3ほど
    換気で外気が入ってきますから、
    5分止まっていると
    12.5m3の外気がそのまま入ってきます。
    12.5m3の空気の重さは
    15.06Kg
    絶対湿度が15gですから
    15.06kgx15g=225.9g
    5分で225.9gの水蒸気が
    室内に入ってくることになります。
    だったら、もっと湿度を下げようと
    エアコンの設定温度を下げると、
    湿度は下がっても今度は足元が寒くなる。

 

  • と言うことで再熱除湿
    再熱は何でもOK
    下がり過ぎた室温を上げる方向に持って行ければいいので、
    日射を入れる
    電気ストーブをちょっと足もとに置く
    2階のエアコンで冷房しているのなら
    1階のエアコンで暖房
    TVを付ける
    etc
    熱源であればなんでも大丈夫です。
    再熱は冷房のエアコンをサーモオフさせないことと
    (設定温度になって停止すること)
    下がり過ぎた気温を上げてくれること
    この二つが目的です。
    もちろん残念ながら省エネではありませんが、
    一日中ずっとという訳ではありませんから
    お試しください。

 

  • 暖房も冷房も済んでいる地域や
    その家々にあった容量が計算ででますから、
    設計者とご相談ください。
    もちろん再熱除湿を

    何ワットすればいいのかも計算できます。
    相談先は
    家電量販店のお兄さんではありません。

 

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