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社長ブログケヤキの木の下で

2024年7月19日

上から給気

 

  • おはようございます、紙太材木店の田原です。
    梅雨も明けてすっかり夏ですね。
    先ほどから蝉が一斉に鳴き始めました。
    ただ、先日までの雨で
    まだ地面は乾いていなくて、湿度は80%を超えています。

 

  • さて、湿度(水蒸気)
    冬は足りなくて
    夏は有り余って
    あの手この手を使って、処分しなければなりません。
    最近の家づくりを検討される方も、
    夏の水蒸気の処理に
    関心を持たれるようになりました。
    住宅情報を収集する過程で
    換気の重要性や
    換気の種類
    気密の大切さなどに気が付かれるわけですが、
    玉石混合の情報の中で
    茶畑の中に入ってしまわれる方も・・・

 

  • その中の一つに給気口の取付場所を
    どこにするかと言うのがあります。
    壁付けの3種換気の場合、
    ダーティーゾーンである
    トイレや浴室、キッチンから排気して
    給気は各居室に給気口を設けます。
    その給気口を
    エアコンの下に設けるのか
    横かあるいは上か
    どこにしたらいいか?
    基本は 拡散する前に捕まえる、ですから
    エアコンの吸い込み口のすぐ上になります。
    なぜなら、
    エアコンの吸い込み口は
    エアコン本体の上部にあるからです。
    吸い込んだ空気を
    エアコンが温めたり
    冷ましたりして吹き出す。
    夏であれば
  • 高温で湿気をたっぷり含んだ空気が
    家中に散らばる前に、
    吸い込んで結露させ冷たい空気にして送り出す。
    冬であれば
    冷たい空気が部屋の中に
    拡散する前に吸い込んで暖かくして吹き出す。
    給気口とエアコンの吸い込み口が
    離れれば離れるほど、
    高温の空気
    冷たい空気
    高湿度な空気は
    エアコンを通らず室内に拡散していきます。

 

  • 一旦拡散したら、家中に広がったら、
    それを捕まえるのは大変。
    吸い込み口は一つしかありませんし、
    場所は固定されてます。
    自分で動き回って
    水蒸気や冷たい空気、暑い空気を
    捕まえることはできません。
    エアコンに気持ちよく働いてもらうには
    効率よく働いてもらうには
    室内をより快適にするには
    給気口の位置は、
    入ってきた空気がエアコンの吸い込み口の上に
    来るようにしなければなりません。
    すぐ上に来たとしても
    ダクトで繋いでいるわけではありませんから
    わずかな距離で
    室内の空気と混合されることになります。
    壁付けの3種換気では
    各居室に給気口がありますから
    エアコンも各部屋に必要ですが、
    ダクト式の3種であれば
    給気口は家の中で1か所に絞ることができます。
    つまり、工夫次第で
    1台のエアコンで家中全室冷房も
    可能と言うことになります。
    もちろん断熱や日射遮蔽、気密は必須となります。

 

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  • 犬山の家

 

 

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