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社長ブログケヤキの木の下で

2009年11月10日

真壁

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
荒壁の家着工しました、
着工 11.9 003.jpg
田舎ではまだ荒壁の家というのはたまにありますが
この家が他の荒壁の家と大きく異なる点は、
部屋の内部の仕上も全て真壁で仕上てある事です。
真壁で仕上るというのは
和室と同じように
柱が全て部屋の中から見えることをさします。
通常、洋間といわれる部屋は
その柱を隠してしまうように
内部の壁をプラスターボードで覆ってしまいます。
そして、クロスで仕上たり、塗り壁で仕上たりします
これを大壁と呼びます。
真壁は柱を見せるように仕上ますから
柱も窓の廻りの材料も
全て無垢の材料の
節のない材料で仕上る事になります。
昔の日本の家は大壁などなく
全て真壁仕様でした。
ですから、
柱と荒壁の接している部分は
きちんと施工しないと
荒壁が乾燥することで収縮し
隙間が出来て外が見えてしまう事になります。
昔の人たちはそのことを避けるため
いろんな工夫をしています。
今日から、荒壁の家の
伝統技術を順次紹介していきます、
皆さん、楽しみにしていてくださいね。
同時に八百津町の百年仕様の家も
紹介していきます、
こちらも楽しみにして下さい。

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