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社長ブログケヤキの木の下で

2009年12月18日

寒い! (2)

こんばんは、
紙太材木店の田原です。
本日は、この冬一番の寒さでしたね、
七宗町も川辺も八百津も
どこへ行っても雪に追いかけられました。
今日、午前中は七宗町で耐震診断。
昭和15年に建てられた家で、
立派なつくりの家で、
おばあちゃんがお一人で住んでみえます。
炬燵にはいって世間話をしながら
ヒアリングをしていきます。
メモを取っていると
手が冷たくなり、
時々炬燵の中で手を暖めながら
10分ほどいろいろお聞きして、
その後調査開始です。
居間の写真を撮っていると
寒暖計が部屋にある事に気づきました。
12.18 034.jpg
そういえば、さっきメモしてたとき
手が冷たかったけど
と思いながら
よく見てみると
12.18 033.jpg
2.5度です。
いくら炬燵があるとはいえ
居間の気温が2.5度では手が冷たくなるはずです。
8畳の居間ですが
4面とも襖や障子、ガラス戸です。
気密性は無く隙間風がいたるところから
入ってきます。
今回は、耐震調査を委託されての訪問ですので
それ以外のお話しはできません。
でも、この家に必要なのは耐震性よりも、
冬にいかに過ごしやすくするかという
毎日直面する生活のしやすさです。
お年寄りが、この過酷な環境で過ごすのは
非常に厳しいものがあります。
調査を終え
おばあちゃんのことを気にしつつ
次の診断先へお伺いしました。
次のおうちでも
掘り炬燵で
ヒアリングです。
大正7年に建てられました。
すぐ裏にお嬢さんが嫁いで住んでみえて
今は、ご夫婦で住んでみえます。
お話しをしていると
私が小学校一年生の時の教頭先生です。
川辺小学校で9年も教頭先生をしていて
町のことも当社の会長のこともよくご存知でした。
また、世間話しです。
「先にお伺いした家の居間が2.5度で
とても寒かったんですよ」と
お話しすると
「うちは二人だから何度かな、
そこに温度計があるから見てみて」
5度
・・・・・。
「二人だからこっちのほうが温かいわ、ハハハハ」
日本の従来の家は
まだまだ寒いです。
この家のように何十年も前の家だけでなく
今、現在作られている家でも
とても寒い家が多くあります。
断熱材が床や壁、天井に入っていても寒い家。
おかしいと思いませんか?
なぜ、寒いのか
工事をした会社に聞くと
こんなもんですよと言われ
釈然としないまま過ごしている方は多くいるとはずです。
理論に裏づけられた
きちんとした施工がなされなければ
どんな材料を入れても同じです。
ウールだから、
セルローズだから、
ポリスチレンだから
グラスウールだから
温かいのではありません。
今お住みの部屋が寒ければ
断熱改修をすることが出来ます。
どんな古い家でも
つい最近建てられた家でも同じように
改修することが出来ます
我慢する事はありません。
こちらにご相談下さい
その後、工事中の八百津町のF様邸へ
外気温1.9度
12.18 023.jpg
さて、中は何度でしょうか?
乞う、ご期待!
それでは、皆さんまた明日。

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