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社長ブログケヤキの木の下で

2010年6月30日

土間床の結露

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
久しぶりに
川辺町は快晴な朝です。
空気にも軽やかな感じで、
とても気持ちのいい朝になりました。
さて、皆さん
この写真はつい先日の我が家の土間です。
6.28.2010  001.jpg
一面濡れたように、
いえ、濡れてますが、
別に水をまいたわけではありません。
ケストレルで
相対湿度を測ってみると
6.28.2010  020.jpg
なんと83パーセントです。
土間コンクリートの温度は
6.28.2010  027.jpg
23度ですね。
気温は
6.28.2010  023.jpg
26.6度ですから、
土間コンクリートの表面が
23.5度以下なら
結露をするのはとても自然な現象です。
家を作った当時は
三和土(たたき)といって
土と石灰をまぜて
たたいた土の土間でしたが、
その後、コンクリートを打ったたため
このように目に見える形で
結露が見えます。
もし、三和土のままなら
湿った黒い土という程度で
結露がこんなにすごいとはわからなかったでしょうね。
コンクリートのマンションにお住みの方は
毎年のように悩まされているので当たり前のように
感じておられるかも知れません。
この土間で起こっていることは、
気温と相対湿度が同じ条件なら
床下でも起こってます。
通気口に換気扇をつけても
何の意味もありません。
湿度83パーセント、気温26.6度の
湿った空気を床下に入れることになりますから
23.5度以下で結露します。
母は二日間にわたりこのように
扇風機で乾かそうとしていますが
効果はありません。
20100630074126.jpg
これは物理現象ですから
誰にも止められません。
白蟻屋さんにも。
でも、家の造り方と住み方次第で
結露で悩まされる割合はぐんと減ります。
アルミと樹脂のサッシで
ペアガラスにすればOKというわけではありませんから
覚えておいて下さいね。
それでは
皆さん、また明日。

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