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社長ブログケヤキの木の下で

2023年4月5日

肥田瀬の家での話し


おはようございます、
紙太材木店の田原です。
週末の肥田瀬の家の見学会に向けて、
現場では最後の追い込みをしてます。
もちろん、私も現場に缶詰め状態…
大垣市内原の家も解体工事に着手。
実は朝一番でそちらに行っていて、

商工会の会議をすっかり忘れるという失態も…
現場では仕上げ作業真っ盛り。
家具工事や建具の取り付け等、
それなりの人数が入ってます。
私が上を向いて室内物干しを取り付けている時に
こんにちはと
新住協の顧問をされている金子さんが
うちを担当している部下の方と来られました。
丁度、物干しバーを誰か持っててくれないかと
思っていた時だったので、大助かり。
お二人に手伝ってもらって何とか取り付け終了。
その時いろいろ話が出たので
そのことをかいつまんでご紹介。
5月の新住協中部東海の勉強会に
4年ぶりに鎌田先生が来られます。
勉強会のテーマは
「省エネ等級6.7とQ1.0住宅レベル3.4
真のZEHを目指すために必要なことは何か?」
会場での受講は無料(会員のみ)
ZOOmは500円で誰でも聴講できたかと。
新築を検討される方には、
タイムリーな話題になりそうです。

タマホームの等級7の新商品
えがおの家
数日前に発表されました。
Ua値は0.23
でも、タマホームで気密と言うのは、
あまり聞いたことがありません。
日射のコントロールも同様です。
肥田瀬の家のお隣は
今まさにタマホームが建築中ですが
2月に建て方をして、もう大工さんは居ません。
もうすぐ足場が取れて完成の様子。
Ua値をよくするには、
断熱材と良いサッシがあれば誰でも可能。
しかし日射をどのようにコントロールするか
換気を成立させるための気密はどうするか
設計と施工精度の組み合わせが大切です。
大工さんだけでなく電気屋さんや
水道屋さんも気密工事には、大いに関係します。
もちろんエアコン業者や太陽光パネル業者も。
一条工務店でさえ気密は何とか出来ても
日射のコントロールとなると、
立地条件に合わせた設計ができているかどうか。
太平洋側の日射の豊富な地域で
日射のコントロールが出来なければ、
等級7なのになんだか暖かくないとか
暑すぎるとかも当然出てきます。
でもこのような高性能な家が出てきたのは
建築業界のみならず、
多くの日本人にとって喜ばしいニュースです。

最近のエアコンの
除湿量が少なくなっていることについて。
金子さんは東大の坂本先生とも親しくされています。
坂本先生が
エアコンの効率を上げるのは簡単
(COPやAPFを7とか8にすること)
風量を上げればいいんだよ。
​​(ここで爆風モードを思い出す人も)​​

どういう意味かと言うと
エアコンでは
除湿に使われるエネルギーと
送風に使われるエネルギーがあって
圧倒的に除湿に必要なエネルギーの方が多い。
だから、除湿に使うエネルギーを少し減らして
送風に使うエネルギーを増やせば、
効率は上がるけれど
除湿量は少なくなることになります。
(冷媒の温度が高いため)
高性能な住宅で効率優先でエアコンを選ぶと、
除湿が?な家になる可能性があります。
と言うような話を
金子さんと30分ほどして
私は床下の旅に出ました・・・

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