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社長ブログケヤキの木の下で

2013年8月14日

ペアガラス、枠がアルミなら同じこと。

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝7時の高山は11度とか
国が違うようですね。
同じ岐阜県で100kmしか離れてませんけど。
さて
エアコンの効きが悪い・・・
ここ数日、そう感じてる方も
随分いるはず。
リモコンの温度設定を下げても涼しくならない。
さて、この写真は我が家の(20年前の2×4)
アルミシングルサッシの枠の表面温度
2013.8.14 002.JPG
放射温度計で測ると52度
朝の10時ですが
熱くて触れていられません
もちろん室内側
東向きの掃出しサッシの窓で
サイズは高さ2m、幅は1.6m
ガラスを固定するアルミ枠の幅は8cmありますから
計算するとこの52度になっている
アルミ枠の面積は0.736m2
???
0.736m2ということは
85.7cm角のアルミの板と同じ面積
(ほぼ畳半畳分の面積)
これが東に2ヶ所
南に2ヶ所
西に0.5ヶ所(サイズが小さい)
85cm角のアルミ板4枚から
52度の輻射熱のスペシウム光線が
室内に向けて放たれています。
(床暖房と同じ理屈ですが床暖房の表面温度は30度程度)
真冬に気温が0度でも
焚き火の周りに立っていれば暖いのは
火から輻射熱が出ているから
たとえ冷房で25度設定にしても
52度の輻射熱を2方向から浴びるわけですから
エアコンが故障かと思うほど効きが悪く感じます。
冬の日射取得を考えれば
大いに貢献してくれていますが
夏を考えれば日射はお邪魔虫
いかに日射を防ぐかを考えなければなりません。
冬の日射取得と
夏の日射遮蔽はセットで考えなければ
過ごしやすい省エネな家にはなりません。
通風も大事ですが
通風だけでは限界があります。

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