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社長ブログケヤキの木の下で

2024年8月16日

リフォームでも確認申請

 

  • おはようございます、紙太材木店の田原です。
    東海地方では35度を越える日が
    既に20日以上連続しているとか。
    今日も35度を越えそうですが、
    いつまで続くか気になるところです。
    紙太材木店のお盆休みは昨日まで。
    今日から仕事始めになりますが、
  • 検討中の方の中には
  • 今週中は休みと言う会社も多いようです。
  • 今日午前中は打合せの予定です。
  • 職人さんたちも今日から仕事ですので、

午後は各地の現場周りです。

 

  • さて、以前もお伝えしましたが
    2025年4月に建築基準法が改正されます。
    注目を集めているのは​4号特例の縮小です。
    これは従来の住宅に適用されていた、
    構造計算は建築士がしてるはずだから
    建物を建てる時の申請には出さなくていいよ、
  • と言うのを
    してるかどうかわからないから
    ちゃんと出しなさい。
    それとその建物の省エネに関する資料も
    合わせて出しなさい。
    大まかに言うと新築の住宅については、
    こんな具合の改正です。
    他にも細かい所がありますが、
  • 注目を浴びていたのが上記の二つです。
  • これは
    日本で家が何百万軒も余っているのは
    様々な性能が低いから
    だからこれから建てられる家は
    エビデンスのある
    きちんとした性能の家しか
    建てさせないよという
    国の方針を具現化したもの
    となると
    新築だけでいいのか?
    リフォームする家についてはどうなんだ?

 

  • 実は新築だけじゃなくて、
    リフォームについても改正があります。
    既に国交省からは
  • 数か月前から住宅関連団体には
    ヒアリングが来ていて
    リフォーム、リノベーションでも
    構造を伴う工事には
    確認申請の提出をさせるけど
    どう?
    ex
    屋根の葺き替えで
    傷んだ下地の合板を張り替える
    瓦の屋根から
    ガルバリウムの屋根に変える際
    下地の板を合板に変える
    増築する
    従来の間取りを変えて
    LDKを一体の空間にする
    その他にも
    住宅を建てた後にカーポートを設置した場合
    建蔽率オーバーの可能性が高いですし、
    そもそも、本来はカーポートの設置は
    確認申請を出さなければなりませんが、
    大半のケースでは
    完了検査後の設置で何も申請してません。
    ある意味
    住宅業界は歴史的背景もありますが、
    行政となあなあの中で存在してきた業界。
    政治家や政党も
    都合よく利用してきた背景があります。
    その結果が、何百万棟もの家あまり時代。
    さらにこれから先も、
    性能の低い住宅が余り続けていくことが
    分かっています。

 

  • そんなこんなで
    やっと、ようやく
    本腰を入れ始めたのですが、
    ある意味それは
    生ぬるい湯につかっていた
    業界には激震ですが、仕方がありません。
    将来の日本のためには、必要な改正です。
    既に相続した土地の
    登記の義務化は施行されています。
    これで持ち主のわからない
    相続されない空き家は減っていくでしょう。
    住宅業界にどんな影響があるか分かりませんが、
    いい加減な業者は駆逐されていくはずです。
    一般のこれから新築を建てる方や
    大規模なリフォームや
    リノベーション、修繕を
    お考えの方には朗報と言えます。
    法改正の前後には悪徳業者も跋扈するはずで、
    今ならお値打ち
    これなら大丈夫
    そんな言葉には
    惑わされないようご注意ください。
    火災保険でできるなんてのも、
    本当かどうか保険会社にまず相談で
    注意が必要です。
    これからまだ先暑い日が続きますが
    ご自愛ください。

 

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