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社長ブログケヤキの木の下で

2023年10月9日

菊池組さんの自邸の工夫 お風呂

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
ラグビー
健闘しましたが、残念。
TVの前で手に汗を握って応援してました。
さて、新住協の総会に行ってきたことは
前回お話ししましたが、
今回はバス見学で訪れた菊池組さんの自邸の話し。
写真はどんどん撮ってバラまいてください、
但しカッコいい写真をと
言われたのですが・・・
こういう見学では、気になるところや
発見の写真がメインとなりますので、
期待しないでくださいm(__)m
どんなところか気になる方は、
YouTubeでも菊池さんの自邸は
ご覧になれます。
今回のお話は
You Tubeではスルーの話し
菊池組さんの自邸のお風呂は
ハーフユニットで壁、天井は青森ヒバ
もちろん換気扇はありませんが、
窓はあります。




脱衣室にあるのは

換気扇の代わりのサーキュレーター
一種の全熱交換式の換気扇でも
日本のメーカーのものは、
トイレやお風呂の換気は別ルート。
つまり、熱交換されません。
菊池邸では熱交換素子が樹脂の
フォーカス200なので、
換気ルートに入れても問題ありません。
ということで、採用しているのが
脱衣室にサーキュレーター。
伺った時も回ってました。
アナログです。
壁も天井も板張りの木ですが、
もちろん腐ったり
カビたりしていません。
夏や冬に
お風呂にカビの生える状況を作らなければ、
カビは発生しませんから
その環境をどう作るか?
ためしてガッテンでは、
カビは天井から
カビの胞子が降ってくるから
お風呂の天井の掃除が大事と
言っていたような記憶があります。
でも天井を拭くのは難儀・・・
一般の家庭
お風呂の天井に付いた水滴
水滴の元は浴槽から出た水蒸気
その水蒸気が天井に付着して結露
結露が水滴の元と言うことは
天井の表面が冷えてるから・・・
浴室内が十分に暖かくないからとも言えます。
浴室を冷やす候補は
壁に空いた換気扇の穴と窓。
菊池邸ぐらいになると
温熱的にお風呂に窓を付けても
問題なしですね。
屋根の断熱材の厚さは、
ロックウールで70cm
壁も窓も推して知るべし。
我が家は
基礎断熱で一種の全熱交換だから
お風呂のカビは大丈夫、
ではありません。
どういう対策を取るかは
設計者と相談。
家事楽動線という言葉がありますが、
その前に
お風呂の掃除という家事自体を
少なくしたいですね。
そんな工夫が
菊池さんの自邸にはありました。
ps
菊池さんの家
台所の換気扇(室内循環型)は面倒で使ってないとか。
奥様がいつもスイッチを入れるのを忘れると言ってました(^^♪

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