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社長ブログケヤキの木の下で

2015年3月25日

高性能な断熱リノベーション

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝は冷え込んでますね、
氷点下1度で氷が張っています。
名古屋が2度ですから
距離は30kmほどでも
美濃と尾張では寒さが違うようです。
一昨日は子供の引越し手続きついでに
京都まで足を伸ばし
ゆっくり家族で食事をして帰ったのですが
少し遅めになったのが災いして
彦根の手前から猛吹雪に遭遇
時速80kmでは怖くて運転ができない状態
(車で走っていたので猛吹雪に見えただけかも)
幸いタイヤは前の週には会社用も含めて全てノーマルに変えていたのですが
感のいい家内がまだひょっとしてということもあるかもということで
スタッドレスのままだったので
スリップの心配はありませんでした。
伊吹山を超えて関ヶ原近辺まではそんな調子でしたが
養老サービスエリア辺りでは星空が出て一安心
ちょっと緊張した遠出となりました。
とは言いながら、
朝には屋根に雪が残っていましたから
少しばかりは川辺町でも降ったようです。
さて、本日から可児市で断熱リノベーションのスタート
お子さんが独立したあとの家は
ご夫婦だけでは広すぎるケースが大半
最近では60歳前後の方が平家で建てるケースが都会では多いとか
経済的に余裕があれば
持ち家をリノベーションせず
最新の性能の平屋を建てることも選択肢のひとつ
ただ、平屋に建て替えるという選択なら
ドイツのパッシブハウス級のレベルまで上げてこそ
その価値があるというもの
単に今の日本の性能基準レベルでの建て替えなら
しないほうがまし
ついついデザインやインテリアに目がいってしまいますが
最初に考えるべきは家の性能
サッシを入れ替えるとか
断熱材を入れ替える、
換気装置をあとから入れるなんてのは
費用もうなぎ登り
それに60代で終の棲家を建てて
その後に性能が悪くてリフォームなんて
そんな気力をもった方はそういるとは思えません。
床暖入れればOKと考えるレベルの人こそ
低い性能レベルの家を建てることになりますから
ご注意下さい。
平屋でも新たに建てるとなれば
いくら小さくてもそれなりの費用がかかります。
そこまで予算はないし
今いるところもご近所との人間関係ができていて離れたくない
そんな方が多いんじゃないでしょうか。
紙太材木店の断熱改修は
今後の生活空間(LDK、水廻り、トイレ、寝室)を
がっちりリノベーションするもの
使わなくなった部屋まで手を出す必要は無いわけで
今後の健康寿命を考えて
上記のエリアを中心に家の性能レベルを
東北3県並みにしていきます。
これは、
今の日本の断熱基準が世界基準から見るととても低いので
美濃地方で東北3県並にしてようやく世界標準になるという
お粗末な基準があるからです。
体力の衰える年齢を迎えて
健康性を維持しながら
より高い生活の質を確保する
これが60代を迎えた人たちの
断熱改修の目的ではないでしょうか。
そう言ったお手伝いをするのは
新築住宅で高性能な家を作るのとは違いますが
それはそれで随分楽しいものです。

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