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社長ブログケヤキの木の下で

2015年6月29日

太平洋側の西側の窓の日射対策のスタンダード!

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
週末は久しぶりに名古屋のサンワカンパニー
10年ほど前からの付き合いですが
既に2回もお引越しをしていて
超贅沢なショールームになってました(^_^)
10年前は20坪程の広さで
なかなかたどり着けなかった記憶がありますが、
今のSRを見ると隔世の感があります。
さて、そんなSRの中で気になったのがこれ
2015-06-27 012 - コピー.JPG
サンワカンパニーではソーラーブレードなんて名前になってますが
一般的な名称は外付けブラインド
ドイツのヴァレーマのものが有名ですが
いかんせん値段が高くて手が出ない(^_^;)
img_2.jpg
オスモ・エーデルのHPより
両社共
掃出しサッシサイズ(W1600×H2000)程度で30万ほど!
取付費込み
・・・・・
サッシより高かったりしますね、
一ヶ所の値段です。
なぜこんなに高いのか?
30年間に節約出来る冷房費から計算しているなんて言われてますが
真実は定かではありません。
ということで
日本ではこのような外付けブラインドを設置するのは余程予算に余裕がある方のみ
(ドイツの新築住宅では一般的に取付られてますが・・・両社の皆さん)
で、
木製ガラり戸となるわけです。
もちろん、木製と言っても耐水性のある材料で作りますから
20年や30年は全く大丈夫なんですけど
日射の遮蔽の重要性について
一般の建築予定者は言うに及ばず建築の実務者も
あまり認識してないのが日本
普通は
日差しが入って暑いから日除けが欲しい、
あるいは西日対策を考えないと、
という程度で終わってますが、
高性能な住宅では
日差しの有効活用と
日射の遮蔽は必須検討項目になるんですね。
日射の遮蔽には前回触れたような方法の他にも
一番安価な葦簀(よしず)という方法もありますが
設計者としては引き出しを多く持っている必要があります。
特に西側にあるサッシの日射対策
南側の掃出しサッシや腰窓であれば
上記の方法もありますが
西側の二階の縦滑り出し窓
(ちょっと専門的です)
風はキャッチしたいし
でも、西日は入れたくない
なんて場合は二階なので葦簀は使えません。
それに縦滑り出しなので外に開きますから葦簀を下げると当たってしまいます。
と言って室内側のブラインドでは遮熱効果が薄い
ハニカムサーモスクリーンもありますが
室内側ですから効果が限られる。
西側の縦滑り出し窓で
サッシの外側に日射遮蔽をする
これって案外難しいんですね、
でも高性能な家では考える必要があります(^_^)
昨夜いろいろ考えいて
いい案が浮かびましたから
乞う、ご期待!であります。
(安価で効果抜群)
何年かしたら太平洋側の西側の窓の日射対策のスタンダードになるかも
なんて気がしてます(^_^)
お披露目は今しばらくお待ち下さい。

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