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社長ブログケヤキの木の下で

2015年11月25日

日本の住宅はグローバルなスタンダードに対応しているか?

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昼間の暖かさにと対照的に
ケヤキの落ち葉は大量に降ってくるこの頃です。
流石に夜は暖房器具が欲しくなってきました。
本日は金沢方面に出張でバタバタしております。
冬の北陸のつもりの服装にすべきか悩むところですが
天気予報では最高気温10度とのこと
コート一枚持っていくことにします。
昨日は日本H2Aが外国の商業衛生の打ち上げに
始めて成功したとか
今朝のニュースでも
記者会見で
「グローバルなスタンダードに対応出ることを示した」と述べていました。
では、
日本の住宅はグローバルなスタンダードに対応しているか?
とつい思ってしまいます。
わかり易く言えば
日本の住宅の性能は国際的な基準に適合しているか?
住宅の性能に明確な国際基準があるわけではありませんが
少なくても衛生ビジネスと同じような
その業界での国際的な共通の認識というものがあります。
例えばEUでは
2020年までに新築の建物は全てゼロエネルギーにしなければならない
としています。
イギリスではそれよりも早く
2016年にはゼロエネ達成を目標にしています。
Baidu IME_2015-11-25_6-22-4.jpg
(ZEHロードマップ検討委員会中間とりまとめより)

ゼロエネルギー住宅を造るためには
当然、住宅の様々な性能を現行の日本の基準よりかなり上げなければなりません。
しかし、実際のところ
断熱性一つにとっても劣っているのが実情。
サッシに至っては中国や韓国でも販売できないような
ペアガラスのサッシが国内では堂々と売られています。
そのようなことを多くの方はご存知ありませんし
これから家を建てようと計画されてる方でもほとんど知りません。
衛星ビジネスのように
日本の住宅性能が
「グローバルなスタンダードに対応出ることを示した」と
言える日はまだまだ先のようです。
ということで
本日はこれから金沢
先日の尾道、倉敷に続き古い町並みの建築探訪
ひがし茶屋街の建物が楽しみです。
このテーマ
後日に続きます。
ps
いろいろお待たせしている皆さん
今しばらくお待ち下さい。
m(_ _)m

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