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社長ブログケヤキの木の下で

2018年1月19日

引き戸の錠 中村好文さんデザインのカンヌキ錠 高岡銅器

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
ここ数日、暖かい日が続きますが明日は大寒、
来週からはまた寒くなりそうです。

一般的に新築検討者の多くはドアより引き戸を希望されます。
それほど広くない住まいでドアを取り付ければ
ドアが開く部分のスペースを確保しなければなりませんし、
日本の住まいがもともと引き戸をベースにしていることから
DNAの中に引き戸が組み込まれているのかもしれません。
ただ、金額的なことを言えばドアに比べると引き戸のほうが3割ほど高いことから
一般的には予算調整で引き戸からドアに変更というケースも見られます。
さて、今回はその引き戸の鍵の話
紙太材木店でも引き戸を使うケースが多くあります。
多くは建具屋さんに作ってもらう戸なのですが
気になっていたのは錠
脱衣室やトイレに引き戸を使う場合、鍵が必要なのですが
デザイン的にも機能的にもなかなか気に入ったのがありません。
一般的なカマ錠と呼ばれるものを使うのが普通でした。
カマ錠​というのは建具のほうにカマ状のフックが付いていて
枠(方立)のほうに受け金具がついているものです。
このカマ状のフックを回して受け金具に引っ掛けでカギをかけるわけです。
この錠の場合、建具を外側に押しながらフックを回すので
受け金具の溝からフックがずれて、カギのかかりが悪いケースもたまに見られました。
加えてデザインが・・・・
ところが上の写真
昨夜FBを見ていたら田中工務店の田中さんが
大人買いしたと出ているではありませんか。(1ダース購入とか)
カマ錠ではなく、カンヌキになっています。
デザインは中村好文さん


値段は1セット5000円と少々高めですが
使ってみたいですね。
この形なら建具の厚みが合えば後付けでもできそうなのもいいです。
製造は富山の高岡銅器団地協同組合

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