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社長ブログケヤキの木の下で

2018年3月14日

定年後も30年間住むことになるからこそ住まいの性能を上げておく必要がある

おはようございます、
紙太材木店の田原です。

​日本生命のHPから引用​
以前、健康寿命のことをお伝えしましたが
日本人の平均寿命も延び続けているようです。
平均寿命と聞くと亡くなる人の平均年齢と思いがちですが
実際はかなり複雑で詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
言えることは日本人の寿命はこれからも延びていくと考えられます。
となると、先立つものはお金
ファイナンシャルプランナーなどのHPでは
老後の必要資金はいくらであるとか
定年後の生活設計に必要なお金などが出てます。
多くは何歳までと区切っているのですが
実際は上の表のように寿命がどんどん延びているわけで
溜めていたお金を切り崩していく生活ですから
残高がゼロで亡くなれればいいですが
それ以上生きたらお金がないということになってしまいます。
現金、貯金に対する想いが欧米より強い日本人は
株や債券といった投資に対して及び腰ですが
年金がそれほど当てにならない状況では
働けなくなった自分に替わって
お金に働いてもらう方法を若いうちから考える時代になってきたと言えるでしょう。
となると、利は元にありではありませんが
定年後の住まいの支出をどれだけ小さくするかも大切です。
(定年前からもです)
最近では住まいの温熱環境が健康に及ぼす影響もかなりわかってきていて
性能の低い住宅ほど医療費がかさむことも明らかになってます。
住宅の燃費、車の燃費と同じで
その家に住むことで毎年いくら必要かが計算できます。
家電製品を使うといくらかかるか
調理(ガス、IH)でいくら必要か
冷暖房では
換気では
照明では
給湯では
家族4人で暮らすといくら必要か、
そこに医療費が加わります。
30歳で家を建てると
60歳の定年までの30年間でどれだけ上の項目でお金を費やすかが計算できますが
住まいの性能の差でそれは大きく違います。
最初の表だと定年後、更に30年以上生きることになりますから
今30歳で家を建てると平均的に60年間そこに住むことになります。
定年後のことを考えれば
できるだけ家の性能を上げておくことは
支出を小さくすることができます。
パネルの電気の買取はせいぜい10年
いずれパネルは新築住宅ではどの家にも取り付けられるようになると思いますが
後からでも簡単に設置できます。
今しておくことはできる限り家の性能を上げておくこと
それが老後の備えにもなります。

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