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社長ブログケヤキの木の下で

2023年3月24日

気づくか


おはようございます、

紙太材木店の田原です。
今日も朝から雨。もうすぐ止むようですが…
週末は肥田瀬の家の庭のワークショップなのに、
予報では本降りの雨。
さて、どうしたものかと…
先日、自治会の環境委員会が開かれました。
今年は地区の環境推進委員。
10年に一回程度、持ち回りで役が回ってきます。
同時にローテーションの関係で副委員長。
このような役は
投票なんてしていたら決まりませんから、
必然的に順番となります。
仕事はゴミ収集場所の管理。
管理と言っても、分別されてなくて
収集されなかったゴミ袋があれば、
役場に連絡するという程度のもの。
月に何回かあるけれど
自分達自身もゴミを出しに行くので
ついでに見てくる。
分別されなくて役場に連絡したのは、
昨年は地区全体で2.3件とか。
意図的なものではなく、
間違っていたという程度で
その頻度はごくわずかである。
住んでいる地域は昔からの地区なので
新築が建つ頻度は少ないけれど、
お隣の地区は地価が安いこともあって
町内一、新築住宅が建っているし
現在も3軒ほどが建築中。
その地区に住んでいる友人が、
新しい人が自治会に入らないから
隣がどこの誰か全くわからないと。
もちろん自治会に入らないから
役は回ってこないが、
各種サービスは同じ町民であるから
平等に受けられる。
ただ、そのサービスは
地域の人達のある意味ボランティアによって
支えられてるわけで、
釈然としないと感じる住民も当然いる。
地方の自治体の財政規模では
ゴミ出しの監視や管理を
業者に委託する余裕はないわけで、
地域住民にお願いするしかないのが実情である。
これから更に高齢者が増え
人口は減り、子供たちの数も減り、
福祉の予算は増える。
財政予算は地方では昔から
3割自治などと言われるくらい、
かなりの部分を国の交付金で賄われている。
そうなると、
現在享受している各種のサービスを
維持していこうとすると
必然的に地域住民の参加が求められる時代
と言うことになる。

しかし、そこに住むと決め
そこで子供たちを育てると決め
家を建てたからには、
30代で家を建てれば
50年は住むことになる。
それなりの覚悟が求められる。
行政が何をしてくれるのかではなく、
地域に対して自分達が何ができるかを
考える時代だけれど、

そんな風に考えてくれる人たちは
それほど多くはない。
フリーライダーが増えれば増えるほど
住みにくくなるのが田舎であるが、
残念ながらそれがわからん人も大勢いる。
いつか気づくはずだけど…
いつか?

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