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社長ブログケヤキの木の下で

2017年7月17日

天井の断熱材、厚さ40cmが視野に入った。

おはようございます、
紙太材木店の田原です。

本荘中ノ町の家の天井断熱 高性能グラスウール16K 厚さ30cm+気密シート
昨日は久しぶりのオフで
朝の6時から資材置き場(土場)の草刈
何しろ広いので刈払い機を使っても
2時間では半分しかできません。
と言って2時間以上するとこの時期の気温と湿度ですから
疲労でその日一日ダウンということになります。
結局切りのいいところまでと、30分余分にしたため
一日疲労困憊となってしまいました。
さて、先日の新住協の鎌田先生の講義でもあったのですが
性能のいい住宅を作るのは当たり前の時代
いかにコストを下げて作るかが大切。
新住協では鎌田先生の指導の下、既に10年以上前に
北海道の会員会社が手分けをして、壁の付加断熱の手法を幾通りも検証し、
現在のやり方になったとか。
紙太材木店でも、現場の大工さんの意見も取り入れながら
いろんな手法を試してみて現在の付加断熱のやり方になってきました。
ということで壁の付加断熱については既に基本的な方向性が決まりました。
しかし、
天井の付加断熱については
今でも試行錯誤状態
上の写真は本荘中ノ町の天井断熱材
こちらは可児の家の天井断熱

見た目は全く同じように見えますし
断熱材の種類はHGW16Kで厚みは30cmと同じですが
取付け方は全く違いますし
かかっている手間(時間)も大きく異なっています。
手間が違うということはコストも違ってくるわけで
いろんな手法を試しながら進化しています。
もちろん余分にかかるコストのリスクは紙太材木店が負うわけで
私の脳みそもたくさん汗をかくことになります。
一昨年より昨年、昨年より今年、
今年より来年
今お建てになっている住宅の性能はどんどん進化しています。
実は紙太材木店のような小さな工務店でも同じで、
検証し、コストを下げ性能を上げるの繰り返しです。
ということで、
来年からは天井の断熱材は40cmが標準も視野に入ってきました。
屋根の熱貫流率は0.157から0.119に上がりますからそれに伴い
外皮平均熱貫流率も現行の0.31から0.29と0.3を切りことになりますから
断熱性能においては一つの完成型と言っていいでしょう。

乞う、ご期待!であります。
もちろん、天井も壁も
ウレタンを吹き付けて性能を上げようなんてことは
これっぽっちも考えていません。

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