社長ブログケヤキの木の下で
2009年8月21日
雨漏れ (2)
おはようございます
紙太材木店の田原です。
久々の現場で、つい手を出して
大工さんの邪魔をしました。
増築された家の内部に6畳弱の
ユニット式の防音室があります。
その天井から雨漏れです。
増築部分は陸屋根でその笠木の釘穴からです。
コーキングで塞いでありましたが、
留めてある釘が何ヶ所も5ミリほど飛び出しています、
笠木鈑金の膨張と収縮で飛び出したと思われます。
水掛試験をして、侵入ヶ所を確認、
笠木鈑金の交換と内部の防水紙の再施工が必要ですが、
応急処置で再度コーキング
バルコニーや陸屋根では
手摺部分の上に笠木が取り付きます
以前は鈑金が主流でしたが、
最近はアルミ製がほとんどです。
気をつけなければならないのは
そのアルミの笠木には
防水性は期待できないということです。
(勘違いしてる監督さんも多いです)
その下の防水紙が水の浸入を防いでいるのですから
進入した水が構造の内部に入らず
外に出て行くようにしなければなりません。
鈑金屋さん、防水屋さん、フェルト屋さん
いろんな職種の人たちが絡んでくる部分ですから
現場監督さんはきっちり指示しましょうね、
腕の見せ所です。
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