社長ブログケヤキの木の下で
2012年10月31日
紙太工房のダイニングテーブル(アッシュ)
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
朝夕は暖房が欲しくなるくらいの気温です。
さて、
アッシュの板が磨きあがりました。
サンドペーパー150番から順に1200番まで。
1200番で人工大理石のキッチンカウンターや
洗面化粧台を磨くと艶が出てしまいますから
キズの付いた天板は800番程度でいいですよ。
さて、普通の堅木と違って
アッシュの場合ペーパーで磨いただけでは
逆目がとりきれません。
堅く絞った濡れタオルで拭くと
めが立ってきます。
それを、カッターナイフで剃ります。
800番まで磨いて手で触っても非常に滑らかで何も感じなくても、
濡れタオルで拭くとあっという間に芽が立ち
それを剃るとこんな具合です。
磨いて拭いて芽を剃って、
これを何度も繰り返して
ようやくオイル塗装
塗装後も乾拭きを何度もして
ようやく完成
ダイニングテーブル(アッシュ)
1500x850x40(厚さ)
写真撮影の技術をもっと上げなければと感じるこのごろです。
オイル塗装の家具の場合、
使い込むことが大切
特にダイニングテーブルの場合
コップの痕や、食材の染みがつくかもしれませんし
傷もつくでしょう。
でもそれが普通です。
キズや染みに余り神経質にならないで使ってください、
お客様がきたらテーブルクロスという手もありますが
気の置けない友人ならそのままでOK
50年でも使えます。
それでは
皆さん、次回をお楽しみに。
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