社長ブログケヤキの木の下で
2013年9月25日
百年の家プロジェクト
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日から百年の家プロジェクトの研修で東京
今日、明日と栃木と埼玉
一般の方は気づきませんが
国の性能基準も亀の歩みですが上がってます。
とは言うもののその基準はEUなら失笑を買う程度のものです。
ひと昔前に比べれば随分向上した性能基準も
世界基準でみればお粗末なものですが
その事に気付いている消費者は
私の感覚では十人に一人いるかいないか。
紙太材木店をお訪ねになる方も
自然素材に魅かれてこられる方と
自然素材プラス高性能とご理解されて来られる方に分かれます。
前者の方に性能の話しをしても
今ひとつピンとこない様子が手に取るように分かります。
でもどの奥様にも共通するのは
寒い家はノーサンキュー
寒くてもそれは構わないという方に出会ったことはありません。
多くの方は色んな工務店やHMに行かれ
その全てでこの家は暖かいですよと言われますから
今の家はどこの建築会社で建てても暖かいんだと錯覚されます。
次世代省エネ基準だから暖かい
(先進国中最低の基準)
床暖房だから暖かい
(お風呂やトイレ、脱衣室はどうするんだ、
ヒートショックで亡くなる人は未だに年間17000人で交通事故で亡くなる人の4倍以上)
暖かい家の根拠に対する突っ込みが足りません
確かに今住んでる家よりは暖かくなるでしょう。
でもそれはあなたが希望する暖かさには届きません。
多くの方は本当の暖かい家
ストレスの少ない家をご存知ありませんから
想像しにくいかもしれません。
今の日本ではごく少数の方だけが
そんな家に住むことができますが
より多くの方が特別な努力をしなくても、
経済的に過度の負担をしなくても
当たり前にそんな家に住めるような社会にしなければなりません。
道のりはまだまだ続きます。
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