社長ブログケヤキの木の下で
2012年6月1日
八百津町のリノベーション
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
気持ちのいい朝を迎えてます。
八百津町で始まったOY-Houseのリノベーション
早速現場で丹羽大工さんと打合せ
リノベーションの場合
図面には書ききれないことや
解体後に判明する予期せぬ構造にも直面するわけで
解体後に職人さんと打合せをすることは必須事項
時には数時間に及ぶこともある。
この写真は
2階の床を下から見上げたもの
縦に黒く見えるのは
押入とクローゼットの間の壁の隙間で
10センチほどあいてます。
この隙間は屋根裏に向ってますから
1階の天井裏と2階の屋根裏の空気は繋がっています。
構造は土壁でも洋間にすると
土壁や柱はプリント合板やPBに覆われる事になります。
大壁と言うのですが
これをすると壁に土壁と合板の間に隙間が出来て
床下の空気と1階の天井の空気が繋がる事になります。
田舎で30年ほど前に建てられた家はほとんどが土壁
生活様式が洋式になりましたから
ほとんどが大壁ですから
洋間では床下の空気と屋根裏の空気が行き来してる事になります。
もちろん床下の空気は外気とおなじですから
大壁の家は4ミリのプリント合板一枚あるいは
9ミリのPB一枚で外気と接している事になりますから寒いはず。
それ以前のオール真壁の家より寒いでしょうね。
このような家をリノベーションする時は
空気の流れを遮断しなければなりません。
せっかくリフォームしても
寒さは以前と同じ
あるいは前より寒いなんてこともありますから
注意しなければなりません。
こちらの家も
突っ込みどころがかなりある家ですから
きちんとすれば効果は抜群
リノベーションのしがいのある家です。
完成は7月中ごろですから
完成したらまた報告しますから
楽しみにしていて下さい。
それでは皆さん、
次回をお楽しみに。
Category
- 家づくりのたいせつな話(513)
- 雨漏れ(25)
- 高性能 省エネ(413)
- 温熱環境(207)
- 雑記(252)
- 新住協(新木造住宅技術研究協議会)(36)
- 室内環境(36)
- MOKスクール(28)
- 紙太材木店の考え(91)
- 建築巡礼(36)
- レイモンド(3)
- 耐震のこと(32)
- 手仕事 道具 機器(93)
- 断熱のこと(88)
- イメージ 仕上がり(72)
- 暮らし(176)
- 古い民家の再生(80)
- 経年変化(7)
- イベント情報(27)
- 換気(25)
- 結露(29)
- インテリア(20)
- メンテナンス(6)
- 紙太材木店の仕事(2)
- 素材(66)
- サッシの性能(51)
- 料理(141)
- 室内環境と健康(15)
- 庭造り(2)
- リフォーム(55)
- 現場レポート(184)
- 性能とデザインのバランス(17)
- 耐久性(3)
- 住宅医 ぎふ木造塾(22)
- 造作家具(25)
- 本の紹介(40)
- ZEH(3)
- 百年の家プロジェクト(45)
- 薪ストーブ(48)