社長ブログケヤキの木の下で
2014年12月22日
Q値は1をきる 粟野の家
こんばんは
紙太材木店の田原です。
師も走る月ということが
何となく実感できるような年になったのかと
勘違いしている最近です。
というわけで
こんな時間の更新となりましたm(_ _)m
久しぶりの
現場リポートです。
粟野の家
紙太材木店では初となるQ値0.86の家です。
最近はQ値ではなく
外皮平均熱貫流率(UA値)という数値を使いますが
Q値に慣れた身としては今ひとつピンと来ないのが実情
Q値は床面積1m2あたりの熱損失ですが
UA値は建物の外皮(床、壁、天井、サッシ)の面積1m2あたりの熱損失
外皮が400m2の家と言われてもどれくらいの大きさの家か
形状によっても違いますから(総二階とか下屋があるとか)
実際は図面を見なければわかりません。
Q値は床面積が大きくなるにつれ
実際よりいい数値が出る傾向にあって
それに比べればより正確な数値が出るUA値はそれなりに意味がありますが
私としては
当分は両数値の併用と決め込んでいます。
ということで
UA値は0.33
天井裏をダクトが這い回っていますが
私はここ数日はこの家の床下を這い回っておりました。
床下は結構暖かくて12度
点検口を開けた時は13度ありましたから
外よりはずっと暖かい床下です。
造作工事も大詰めで
終了次第、年明けからは内装工事にかかる予定。
付加断熱もしてますから
大工手間は予想外にかかってますが
その分、性能のいい家に仕上がっています。
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