社長ブログケヤキの木の下で
2012年2月15日
本
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
日銀がようやく動きました
1%インフレ目標設定とか
中国もアメリカもEUも
どこでも自国通貨を安くしようとしているのに
日本だけが無策でほったらかし
あまりに遅い一歩ですが
デフレからの舵を切ったと評価できます。
ただこれでOKというわけではありませんから
まだまだ安心は出来ませんね。
先日名古屋のジュンク堂で買ってきました
ここは比較的建築関係の本が揃ってます。
今の建築基準法で
伝統構法で家を建てるには
限界耐力計算書を提出しなければなりません。
2000年に基準法が改正されてから
既に10年を越えてますが
日本中で許可が下りているのは
数えるほどしかありません。
(それ以前は建てることが出来ませんでした)
提出先の建築主事が限界耐力計算を理解できないので
建築確認を下ろさないとウワサされてます(笑)
伝統構法
簡単に言えば
筋交を使わない
貫や差鴨居で構造を作る
建物を基礎に固定せず
載せただけ(石場建て)
皆さんが知っている
耐震性強化の方法は
筋交または合板で壁倍率を高める
ベタ基礎
基礎に建物を緊結するホールダウン金物
といったところでしょうか。
伝統構法の家は全く逆ですね。
石の上に乗っかっているだけなら
地面が大きく揺れても
同調して揺れる度合いは少なくてすみます、
現在の免震工法と似てますね。
お隣の滋賀で
この構法で家を建てている工務店の話ですが
もっと普及するといいですね。
機会があれば
私も挑戦してみたいです。
それでは
皆さん、また明日。
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