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社長ブログケヤキの木の下で

2015年3月27日

超がつくほどの乾燥した日でした。

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
書きかけの日記がもう少しで完成という時に
突然消えていしまい。
立ち直るのに少々時間がかかりました(ToT)
ここ数日朝は氷点下の美濃地方
日中は晴れて気持ちのいい日が続いています。
昨日は湿度が13%で
今年一番の乾燥した日だと
NHKのニュースで言ってました。
気温が18度の13%と言うのは
冬に室内を暖房して
20度程度にしたときなら
10%程度(空気線図)という超乾燥状態
室内暖房でエアコンは乾燥するから嫌いという方も多いと思いますが
昨日は一日過ごしにくかったでしょうか?
恐らく、昨日が超がつくほどの乾燥した日だったと感じていた方は極まれ
人は暑くも寒くもない時には湿度感覚が働かないと
ためしたガッテンでやっていました。
冬の暖房でエアコンが嫌われる理由の一つに乾燥があげられますが
これは灯油の暖房時に発生する水蒸気が
エアコン暖房では発生しないため
相対的に湿度が低くなるため
加湿器を使えば灯油暖房と同じ湿度になりますから
むしろ乾燥というよりも
エアコン風を顔や体で感じることによるものと思われます。
紙太材木店の家では
できればエアコン1台で家中暖冷房するというのが基本です
そのため断熱、気密、換気といった家の基本性能を上げているのですが
このエアコンの設置場所には毎回頭に汗をかきます。
家を暖める熱は
床、壁、天井、サッシ、換気で逃げていくわけで
発生した(暖房した)熱と家から逃げていく熱が等しければ
暖房した温度を維持できるわけです。
ところが
理論上はそうでも
エアコン1台となると
広い家のどこにエアコンを置くかが問題
理屈から言えばエアコンから一番遠くは一番冷えてるわけです
冷房時はその逆で一番遠くは一番暑い
暖かい空気は上に行くし
冷たい空気は下に下がる
エアコン風には当たりたくなくて
家中隅々まで暖かく、涼しくしたい
人の欲望にはキリがありません
更に言えば暖房費もお値打ちに・・
考えただけでも
脳みそから(^_^;)が出てきます。
エアコンを冷暖房に使うのは
その効率の良さから
使った電気の3~4倍ほどの効率で暖房してくれます。
北海道では寒冷地用エアコンでマイナス20度でも
暖房できるほどです(さすがに効率は落ちますが)
というわけで
家の性能を高めれば
お値打ちな冷暖房費で
家中隅々まで心地よくすることが可能です。
もちろん頭に汗をかかなければなりませんが
そこに工夫のしがいがあるというもの。
一般の方にお勧めな本は前真之さんの
「エコハウスのウソ」
ダウンロード (1).jpg
西郷徹也さんの
「エアコン1台で心地よい家をつくる方法」
ダウンロード.jpg
でも、つまるところ
今の日本の基準程度の家では実現は無理
断熱、気密、換気のレベルを世界基準程度にまで高めなければ
絵に書いた餅にすぎません。
建築研究所の坂本理事長
「次世代省エネ基準」を評して
あれは中途半端だから寒いよ
99年最低基準と命名すべきだった
と言ったとか言わないとか

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