社長ブログケヤキの木の下で
2017年3月17日
付加断熱(壁の中と外に断熱材をいれること)を当たり前に
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝も氷点下の美濃地方
暑さ寒さも彼岸までと言いますが(明日からお彼岸の入り)
まだまだストーブには働いてもらわなければなりません。
さて、前回付加断熱を標準的に行ってる夢建築工房さんの話をしましたが
新住協の技術資料でも様々な付加の手法が出ています。
つまり、新住協では生産性(手間のかからない方法)の向上や性能確保のために試行錯誤を積み重ねてきたわけです。
ということで紙太材木店でもいろんな付加断熱のやり方をしてきました。
粟野の家はこんな具合
横桟を入れ転び止めを適宜設置
可児の家や加茂野の家では縦桟を入れています。
今月着工する本庄の家は準防火地域
外壁は上半分が杉板張りで
しかも延焼ラインの内側にAPW430(防火非対応)を工夫して組み込み
同時に軒裏現し杉板張りという現場
防火性能を確保してというのが前提になりますが
どのように付加断熱するか検討中で
先日試作をしてみました。
上の写真を見ると簡単そうで、どこが工夫してあるの?状態ですが写真を見ただけではわかりません。
断熱材をきちんと綺麗にいれることは
断熱性能に直結しますから大事なポイント
施工性を高めることでコストを削減し
同時に外壁の熱貫流率を下げる。
口で言うのは簡単なんですが
毎回脳みそに汗をかきながら試行錯誤してるのが実情
今回のこの試作、いまのところかなりいけるんじゃないかと自賛してますが
施工性や生産性については現場で実際やってみなければわかりません。熱貫流率の計算値はどのやり方よりもいいので今から楽しみなので
乞う、ご期待であります。
粟野の家の日だまり
Q値0.85 Ua値0.32 C値0.24
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