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社長ブログケヤキの木の下で

2025年2月12日

目で見るコールドドラフト

  • おはようございます、紙太材木店の田原です。
    今朝はマイナス3度。
    名古屋もマイナス1度と報じてましたから
    東海地方はかなり寒い朝となりました。
    事務所の机の横には窓がありますが、
    ガラス面から冷気が滝のように下りてきます。

 

 

 

  • 少し分かり難いかもしれませんが
    写真の右側から水蒸気を出しています。
    左側に行くにつれ、下側に下がっています。
    この冷気が窓面を伝って下りていくのを
    コールドドラフトと言います。

 

  • 一般的にこのコールドドラフトを防ぐには
    根本的にはサッシの性能を上げ
    ガラスや枠の断熱性を上げることですが、
    既存の家の場合このガラスの室内側に
    もう一つサッシを取り付ける事でも可能です。
    ガラス面で発生する冷気以外の
    細かな隙間から入ってくる
    隙間風も内側にサッシをつけることで
    かなり抑えることができます。
    サッシの外側にシャッターがあれば、
    夜間はそのシャッターを閉めることでも
    抑えることができます。
    また、厚手のカーテンやプチプチ(気泡緩衝材)を
    取りつけることでも可能です。
    ただ、根本的には内窓の設置や
    高性能サッシへの交換でしょうか。

 

  • 既存のサッシの場合、
    サッシ自体の気密性については
    ほとんど考慮されていないと言っていいでしょう。
    多くの日本の家では、
    サッシの断熱性が低いことで
  • コールドドラフトが発生し、
    気密性が低いことで冷たい隙間風が入ります。

 

  • 自分の家は10年ほど前に建てた家だから
    大丈夫と思ってるかもしれませんが、
    寝室で親子4人川の字で寝ていて
    朝起きた時にサッシに結露が見られるようなら
    換気が不足してるか
    サッシの断熱性が不足しているか
    その部屋の断熱性が低いか
    どこかに問題があります。
    断熱改修には様々な手法があります。
    寒いからと単に断熱材を入れるだけでなく、
    寒さの根本的な要因を取り除く必要があります。

 

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