社長ブログケヤキの木の下で
2021年12月13日
ピーラーが
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今年も残すところ3週間ほどになりました。
週末の土日は庭のワークショップや見学会で埋まってますから、
休みは平日の休める時にねじり込んでいくことになりそうです。
先週、池田町の家のガラリ戸を倉庫に搬入し塗装をしました。
木材の材質はピーラーなので塗装せず、そのままという選択肢もありますから
設計者の判断ということになります。
このピーラーという木ですが、
米松の目の積んだ節の無いものを言います。
一昔前は1m3あたり30万ほどでしたが
ウッドショックを経た今ではいったいいくらになったか、
怖くて計算してません…。
木に沿って縦の年輪が入っていますが、
これを柾目(まさめ)と言います。
紙太材木店でこのガラリを使う目的は
日射遮蔽や台風時の飛来物対策、
それに近隣からの視線を防ぐなどがありますが、
取り入れた当時の主な目的は日射遮蔽でした。
横桟の薄板の厚みや角度
板と板の隙間の間隔、薄板の形、施工性、デザイン、
それに大事なのは金額。
試行錯誤しながら今の形になってますが
ここにきて
ピーラーの価格が相当程度上がって来ましたから、
さて、どうしたものかと思案中の師走です。
城屋敷の家
Category
- 家づくりのたいせつな話(513)
- 雨漏れ(25)
- 高性能 省エネ(415)
- 温熱環境(207)
- 雑記(252)
- 新住協(新木造住宅技術研究協議会)(36)
- 室内環境(36)
- MOKスクール(28)
- 紙太材木店の考え(91)
- 建築巡礼(36)
- レイモンド(3)
- 耐震のこと(32)
- 手仕事 道具 機器(93)
- 断熱のこと(88)
- イメージ 仕上がり(72)
- 暮らし(177)
- 古い民家の再生(80)
- 経年変化(7)
- イベント情報(27)
- 換気(25)
- 結露(29)
- インテリア(20)
- メンテナンス(6)
- 紙太材木店の仕事(2)
- 素材(67)
- サッシの性能(51)
- 料理(141)
- 室内環境と健康(15)
- 庭造り(2)
- リフォーム(55)
- 現場レポート(184)
- 性能とデザインのバランス(17)
- 耐久性(3)
- 住宅医 ぎふ木造塾(22)
- 造作家具(25)
- 本の紹介(40)
- ZEH(3)
- 百年の家プロジェクト(45)
- 薪ストーブ(48)